ドロップシッピング、プリントオンデマンド、ウェアハウジング&フルフィルメントとは?

By on August 29th, 2018 Reading Time: 1 minute

eコマースの世界では、業界特有の専門語に惑わされることが少なくありません。特にあなたがこの業界にまだ不慣れであれば、それらの専門語で表現されるビジネスモデルとサービスの選択肢が有り余るほどに溢れているため、自分のビジネスにとって本当に必要なものが何であるか判断することができずに、途方に暮れてしまうかもしれません。また、類似しつつもわずかに異なるサービスを複数の企業が提供しているケースもよく見られ、これもあなたを混乱させるかもしれません。ですが、あなたはこれらの違いを把握して、自分にとっての最適なビジネスパートナーを見つける必要があります。

この問題を簡単化するために、本記事では次の3つのトピックについて説明します。
●ドロップシッピング
●プリントオンデマンド
●ウェアハウジング&フルフィルメント
それぞれが実際どのようなもので、どんな利点と欠点を持っているのか、順に見ていきましょう。

ヒント: もし、記事やPRINTFULのウェブサイト上で、説明のない分かりにくい用語が出てきたときは、50語以上の一般的なeコマース用語について解説している、PRINTFULの用語集の記事にも目を通してみてください。

準備はいいですか?それではいってみましょう!

drop shipping fulfillment

ドロップシッピング

ドロップシッピングとはどんなものでしょうか? ドロップシッピングは、販売店が販売商品の在庫を保持せずに、第三者の商品供給者から商品を購入することで顧客への出荷商品を確保するビジネスモデルのことを指します。

ドロップシッピングの仕組みは、オンラインストアを前提に、訪問した顧客が何かの商品を購入することで成立します。販売者は注文を受け取ったら、顧客に代わって該当の製品を、第三者の供給者であるドロップシッピングパートナーに発注します。ドロップシッピングパートナーは、商品を用意し、梱包して、顧客のもとに配送します。

ドロップシッピングの利点は?

  • ビジネスのスタートアップの段階で、莫大な投資は必要ありません。顧客が注文した商品を、ドロップシッピングパートナーに発注する時点で販売者の費用が発生するため、売れる保証のない商品の在庫を前もって抱えるリスクがありません。
  • 簡単に商品販売の試みができます。人気を確認する目的で、新しく商品をストアで取り扱うことも、リスクなく簡単にできます。
  • 簡単かつ迅速に新商品を販売できます。世界的に流行する何かが新しく登場したとき(ハンドスピナーが登場したときのことを私達はまだ覚えていますよね?)、販売者はその波に乗りたくなるかもしれません。ですが、自分で商品の確保をしていては、長い時間がかかってしまうことでしょう。そこで、ドロップシップパートナーを利用してみましょう。そのような時間必要なく、すぐにでも商品の販売が可能になります。
  • 多くの選択肢を持つことができます。様々な商品を販売している多くの供給者達が、ドロップシッピングパートナーとなり得ます。適切に供給者の掘り下げながら調査することで、販売者は自分のストアに最適なパートナーを選び出すことができます。
  • 自分のストアにより集中することができます。在庫、梱包、配送の調整や、商品の用意などを心配する必要がありません。
  • 顧客の注文に対する履行と配送に手間がかかりません。それらは全てドロップシッピングパートナーが担当します!さらに、ドロップシッピングパートナーを利用することで、自らが提供できるものよりも、ずっと魅力的な配送価格が実現できます。
  • ストアブランドの存在感が維持されます。通常、ドロップシッピングを担当する供給者は、顧客に出荷する商品に自社のブランドを表示しません。つまり、顧客からは全ての注文商品は直接販売者によって出荷されたように見えます。

ヒント: PRINTFULの提供するブランディングサービスを、是非ここから確認してみてください。あなたのストアブランドのロゴステッカーや、ロゴラベル、チラシなどをご用意することができます。

ドロップシッピングの欠点は?

  • 顧客からの注文履行プロセスに関与することができません。商品そのものは販売者が取り扱うわけではないため、ドロップシッピングパートナーが責任を持って、常に高い水準を維持した仕事をしてくれることを完全に信頼していなければなりません。これは、注文の履行における顧客へのサービスレベルと商品の品質そのもの、両方について当てはまります。

ヒント: 第三者に託す前には、適切な調査を行うことは非常に重要です。顧客からの注文を受けたときに、期待したほどに信頼できなかったパートナーに悩まされることになります。商品そのものの品質や、どの程度早く配送されるか、またどのような梱包をされているか、これらを確認するために、事前にパートナー候補に一度注文を行い、テストしてみるのは有効な手段となります。

  • 販売者の利幅が大きくありません。ドロップシッピングでは、顧客に商品が届けられるまでに、顧客が販売者に行う注文と販売者が供給者行う注文、これら二つの取引が発生します。販売者の利益は、販売者のストアにおける販売額と供給者の販売額の差額となります。販売者自身が在庫を抱えていた場合、顧客の支払いが全て利益になることと比較すると、ドロップシッピングの利益はやはり小さいものとなってしまいます。
  • 販売者自身のストアブランドを強調することが難しいかもしれません。多くのドロップシッピングパートナーは、販売者に販売者のストアブランドを宣言する方法をよく提案してきますが、販売者は大体その内容に不足があると感じがちです。例えば、販売者は特別な梱包や販促用のアイテムを配送商品に同梱することを希望したとします。ですが、ドロップシッピングパートナーによっては、このような販売者の希望するオプションは制限されてしまうでしょう。さらに、販売者のストアブランドのプロモーションをドロップシッピングパートナーに委任することとなるため、この点においても販売者の手が届きにくなるという悪い面があります。
  • 競争が厳しくなります。販売者がドロップシッピングパートナーを利用して商品を販売しているということは、そのパートナーが別の販売者にも商品を供給している場合、全く同じ所品が市場に存在していることを意味します。商品そのものによる差別化が付けられないため、ストアに独自のセールスポイントを用意できなければ顧客獲得は難しいでしょう。

ドロップシッピングはどんな場合に有効なのでしょう?ドロップシッピングのビジネスモデルは、在庫を抱える必要がないため、事業を始めたばかりの資本の小さい販売者にとって最適です。このモデルは、販売者として試したいことを簡単にリスクなく行うことができます。一方で、利益が小さく、顧客へのサービス履行や商品の品質管理などは、自分の手を離れてしまうということは覚えておかなければなりません。

print on demand

プリントオンデマンド

プリントオンデマンド(以下POD)とはどんなものでしょうか?PODモデルでは、商品の注文を受けると、販売者は印刷パートナーに依頼して、その注文が求める数量だけ商品に必要なデザインをプリントします。ドロップシッピングの枠組みと同様に、販売者は最初から大量の商品を用意する必要はなく、注文に応じて、該当の商品を用意していくといった方式です。

PODの利点は?

  • 一度に大量に印刷する必要がありません。PODでは、「オンデマンド(要求に応じて)」であることに重点を置いています。したがって、販売者は、注文を受けた商品だけを印刷して用意します。こうすることで、結果の分からない資金の使い方をしなくてすみます。製造はしたものの、期待したほどに売れず、余ってしまった大量の在庫を抱えることはありません。
  • 印刷設備に自ら投資する必要はありません。PODでは、印刷に関係する部分は提携した印刷パートナーに任せることができます。販売者は、高額な印刷設備を購入する必要はありません。そして、どのように商品にデザインをプリントすればよいのかを学ぶ必要もありません。
  • デザインを簡単に試すことができます。PODは販売者に、どのようなデザインを提供すべきか思い切って試してみることを可能にします。新しく風変わりなデザインを考えたときも、顧客がそのデザインの商品に興味を持っているか見極めることができます。注文に合わせて商品への印刷は行われるため、結局あまり売れなかったとしても大きな投資とはなりませんし、期待したほどの人気が得られなければ、ストアから除いてしまうのも簡単です。
  • デザインのカスタマイズが簡単です。商品へのプリントのカスタマイズオプションを、より多く顧客に提供することができます。例えば、顧客の名前のような、独自のものを組み込むこともできるようになります。PODでは、あるデザインを一枚のTシャツだけにプリントすることが可能であり、誰かの名前が入ったシャツを沢山作らないといけないようなことはありません。

ヒント: もしプリントのために私達、PRINTFULを利用していただいている場合、お客様から受注したこのようなカスタイズデザインのプリント依頼は、自動化して私達に転送することはできません(ただし、販売者様が技術に精通しており、私達の提供するAPIをセットアップしていただける場合を除きます)。しかし、デザインの共有の手間が増えたとしても、お客様により満足していただくために、このようなカスタマイズデザインは提供する価値があります。

  • 様々な商品を試してみることができます。商品にプリントするデザインだけではなく、どの種類の商品にプリントするかということも試すことができます。PRINTFULの販売商品一覧を見てみてください。これらの商品は、ほんの少しの手順によって、あなたのストアに追加することができます。もしあなたがすでに独自のデザインのポスターを販売しているなら、ストアにマグカップを追加してみるのはどうでしょう?あるいはレギンスを販売しているなら、お客様がトレーニング器具を運ぶときに利用できるように、バックパックを追加してみてはどうでしょうか?

ヒント: 私達の新商品や、私達が現在取り組んでいることは、PRINTFULのウェブサイトの発売予定の商品セクションでいつでも確認することができます。また、もし私達の商品カタログに追加して欲しい商品があれば、機能のリクエストから希望のリクエストに投票を行ってください。

一方、PODにはいくつかの欠点もあります。

  • 注文の履行プロセスと商品の品質管理に関与することができません。ドロップシッピングと同様に、PODモデルでは販売者が配送される商品そのものを確認することができず、印刷者が適切に業務を遂行してくれることを期待しなければなりません。このために、プリントされた商品がどのような出来であるか、販売前にテストする機会を設けることが重要です。
  • 販売者は、印刷パートナーに商品の用意と供給を依存することになります。PODモデルにおいてプリント行程を担当している印刷会社は、通常複数の販売者と提携して、商品を供給しています。これは、PODモデルが多くの未確定要素を含んでおり、場合によっては該当の商品が在庫切れなどの理由で、販売者に商品を供給できなくなる可能性がある、ということを意味しています。

ヒント: PRINTFULからガーメントプリント商品または刺繍商品を選択する場合は、商品ページの在庫状況タブをクリックして在庫状況を確認してください。例として、Bella + Canvas 3001 Tシャツをご覧ください。

  • 注文の履行プロセスが長引いてしまいます。各商品が注文に基づいて用意されるため、すぐに発送可能な在庫がある場合と比べて、より多くの時間が必要となります。私達の印刷プロセスは平均して3日を要し、さらに配送のための時間がそこに加わります。直接顧客からストアで注文を受ける販売者は、顧客の期待感を損なってはいけません。顧客には、商品はオンデマンドで用意されることを説明し、事前に在庫のある商品を配送する場合よりも時間がかかってしまうことを理解してもらう必要があります。
  • 返品の管理のために、より注意が必要となります。販売者は、金銭的に合理的で、理想的には印刷パートナーのポリシーと相反しない返品ポリシーを設定しなければなりません。

PODはどんな場合に有効なのでしょう?PODは、ドロップシッピングと同様に、開業したばかりのストアにとって理想的なモデルです。また、ビジネスを拡大したい場合や新しい商品を試してみたい場合にも有効です。PODは、簡単に新しいアイディアを試しすことのできる自由さがあります。ですが、事前に利用可能な在庫を持っている場合に場合くに比べて、サービスの履行プロセスが長くなりがちなことには気を付けておかないといけません。

warehousing and fulfillment

ウェアハウジング&フルフィルメント

ウェアハウジング&フルフィルメント(以下W&F)とはどんなものでしょうか?W&Fサービス(しばしば、サード・パーティー・ロジスティクス/3PLとも呼ばれます)では、販売者は自身の商品の在庫はパートナーの倉庫に保管してもらい、受注した商品の顧客への配送処理もパートナーが行います。つまり、物流機能の全体もしくは一部を、第三者に委任するモデルのことを指します。PRINTFULは、ドロップシッピングとプリントオンデマンドのサービスに加えて、W&Fサービスも提供しており、クライアントが私達が製造していない商品を販売している場合は、その在庫を私達の倉庫に保管して、注文に応じた配送処理を行うことができます。

W&Fの利点は?

  • 大幅に時間を削減できます。3PLのパートナーによって梱包と配送が行われるため、販売者はより多くの時間をマーケティングやカスタマーサポートなどの他のことに使えるようになります。
  • 商品保管のスペースを必要としません。商品によっては、販売者が在庫を自らの家やオフィスに保管する場合、大きなスペースが必要となります。このような場合、それらの商品を倉庫に保管することで問題が解決するかもしれません。また、スペースの問題だけでなく、サービスの利用は在庫の数量管理にも役立ちます。
  • より安価な配送料が実現できます。サービスを提供して、梱包や配送のを担当している会社は、毎日数百から数千もの注文の処理を行っています。一般にこのような会社は、とても安価な配送料と配送オプションを持っていため、これらの会社をパートナーとして利用することで、販売者が自ら提供するよりも安価な商品の物流が実現できます。
  • ビジネスが成長するにつれて、費用対効果が向上します。自ら従業員を雇って、倉庫スペースをリースしていた場合、ビジネスの規模が拡大するほどそのコストも膨れ上がります。長期的に判断すると、3PLパートナーを利用した方がコストが小さくなる可能性があります。さらに、従業員の管理やリース元との契約に手間を取られることもありません。

ヒント: もしあなたが大変人気の高いデザインをお持ちであれば、スクリーン印刷オーダーを利用して、大量に印刷することができます。印刷後には、PRINTFULの倉庫にそのまま保管することも選択できます。こうすることで、そのデザインの商品が注文されたときに、より迅速に処理を履行できるようになります。在庫さえあれば、ほとんどの場合は1営業日で処理は完了します。

W&Fの欠点は?

  • 小規模なストアでは利益を上げることが困難です。提携した3PLのパートナーに応じて、販売者はいくつかの支払いが必要になります。例えば、PRINTFULのW&Fサービスでは、利用者は3つの項目に関して支払いが必要となります。内訳は、商品の保管料、注文の処理手数料、配送料となります。事前に毎月にどの程度の受注実績があるかを確認し、保管料と合わせてコストの総額がどの程度になるか試算をしてみてください。試算の上、商品が提携先の倉庫に眠っているだけで、費用ばかりが発生してしまうようなことは避けるように気を付けなければなりません。
  • このモデルでも、販売者は自身の商品に関して手の届かない部分があります。もし商品が手元に保管されていれば、商品に何が起きても自分で対処することができますが、W&Fサービスを利用する場合は、そうではありません。販売者が3PLパートナーに商品を委託するときは、そのパートナーが商品を尊重しながら取り扱ってくれることを100%信頼できていなければなりません。

ヒント: このことは、私達がクライアントに、どんな商品を私達の倉庫に保管したいのか、事前に連絡してもらうようにお願いしている理由の一つです。こうすることで、私達はその商品を本当に適切に保管することができるのか、クライアントに保証できるようになります。

商品の移動に関して、手間が生じます。3PLパートナーは、販売者の商品の在庫が切れそうな時期を予告してくれますが、それに間に合わせるように商品をパートナーの倉庫に届けるだけでは問題が生じる場合があります。販売者は、倉庫に商品を自ら、あるいは別の場所から、どのように届けるにしても、安全かつ確実に届けられるようにする必要があります。

PRINTFULは、FinanceOnlineによる格付けで、2018年の注文処理履行サービスのパートナー会社Top20に選出されました!

どんな場合にウェアハウジング&フルフィルメントは有効ですか?W&Fは、すでに存在感が確立されており、安定した受注実績のあるストアに適したビジネスモデルです。このサービスを利用することで、委任した作業以外の部分に、販売者は貴重な時間を使えるにようなります。

office

それでは、あなたの番です!

これまでに、ドロップシッピング、プリントオンデマンド、ウェアハウジング&フルフィルメントモデルがどのようなものであるか説明してきました。さて、今ボールはあなたのコートにあります。あなたが考えたビジネスに着目してみましょう。あなたはビジネスで、一体何をしたいのでしょうか?慎重に検討してみてください。そして、一旦目標を明確化できたら、それを実現するための手段と、どんなビジネスパートナーがあなたにとって最適であるかを考えてみましょう。

あなたがどのようなビジネスパートナーを最終的に選択したにせよ(それがPRINTFULか、あるいは別の会社だったとしても)、事前にそのパートナーについて適切な調査をすることを忘れないでください。あなたは、あなたにとって必要なものの全てを真に満たしてくれるパートナーに、ビジネスを委任したいはずですから。

ドロップシッピング、POD、W&Fについてまだ不明な点はあるでしょうか?あるいは、あなたはこれらのビジネスモデルについての自身の経験を私達に伝えたいでしょうか?思ったことはなんでも、下のコメント欄に書き込んでみてください!

Liva enjoys making lists on everything and anything - starting with ecommerce tips and ending with cuddliest cats and best movies.

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