デフォルト販売環境設定とは?
デフォルト販売環境設定は、ショップがターゲットとする国内または海外の市場に応じて、販売地域を設定できるツールです。この設定を行うことで、販売している地域で利用可能な製品の内容や、配送時間などの情報をカスタマイズできます。
例えば、現在日本国内のみで販売を展開しているのであれば、ショップのデフォルト販売環境設定を「日本」に設定することで、日本国内で利用可能な製品をショップに追加できます。
一方、ショップの主な購入客が海外にいる、という場合は、販売環境設定をその地域に設定することでその地域で販売可能な製品のみをショップに追加できます。
ショップに最適な販売環境設定を選択するには?
「サイト全体向けデフォルト販売環境」と、「ショップのデフォルト販売環境」の2つを、ショップのターゲット市場に応じて設定することをお勧めします。
ターゲットとする市場、および配送時間と表示製品種類を特定することで、該当地域で販売可能な製品を確認することができます。
「サイト全体向けデフォルト販売環境設定」と「ショップ向けデフォルトの販売環境」との違い
販売環境設定には、サイト右上の「環境設定」アイコンで設定する「サイト全体向け販売環境」と、アカウント管理の「設定」>「ショップ」で設定できる「ショップのデフォルト販売環境」があります。
例えば、「サイト全体向け販売環境」を世界中、「ショップのデフォルト販売環境」をアメリカに設定したとします。この場合、「製品&価格」ページではすべての製品が表示されますが、アメリカ以外で利用可能な製品をショップに追加しようとすると、「この操作はできません」というメッセージが表示されてしまいます。
そのため、このショップに製品を追加する際は、「サイト全体向け販売環境」をアメリカに変更することがお勧めです。
別の例:「サイト全体向け販売環境」をヨーロッパに設定し、「ショップのデフォルト販売環境」をアメリカに設定したとします。この場合、「製品&価格」ページではヨーロッパへの配送が速い製品が表示されますが、ショップに追加できるのはその中でアメリカで販売できる製品のみとなります。
アメリカをターゲットとするなら、「サイト全体向け販売環境」をアメリカに変えることがお勧めです。
特定のショップで利用可能な製品一覧を確認するには、「サイト全体向け販売環境」と「ショップの販売環境」を一致させてください。
それぞれの販売環境設定による影響
販売環境設定の仕組み
設定する利点
よくある質問
日本国内または東アジアをメインに販売を行っている場合は:
1. 環境設定アイコンをクリックし、販売地域を「日本」、または「東アジア」を選択。
2. 短時間での商品配送をご希望であれば、販売環境のスライドバーを「短いお届け日数・少ない商品の選択肢」に設定。この場合国内の製造拠点で製造される製品のみが表示されます。
配送により長い時間かかっても多くの製品を表示させたい 場合は、「多い商品の選択肢・長いお届け日数」の方にスライドを移動。スライドを中央に設定するとラトビアの拠点で製造される製品も表示され、一番右に設定するとさらにスペインで製造される製品も表示されます。
販売地域を日本に設定する方法や配送可能な製品については、こちらのヘルプセンター記事をご確認ください。
はい、複数のショップをお持ちでしたら、それぞれのショップごとに設定することが可能です。「アカウント管理」 > 「設定」 > 「ショップ」> 「ショップのデフォルト設定」で、各ショップの販売環境を設定できます。
いいえ、販売環境は限定されません。 販売環境を設定すると、選択した地域で製造される製品の表示を優先することになりますが、その地域のみで販売をしなければいけないわけではありません。
販売環境を日本に設定している場合、国外に居住している顧客も日本から商品を購入できますが、お届け予定日が長くなる可能性があります。
はい、その可能性があります。ショップに関税に関する情報をお伝えしておくことをお薦めします。
ターゲット市場に応じて販売環境を設定することをお薦めします。ターゲット市場がわからないお客様は、世界中に設定し、どの地域からの注文が多いかに注目するとよいでしょう。