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映像制作を行うクリエイターとしての傍ら、サブカルチャーとストリートファッションを融合させた、近未来的なアパレル商品を販売するオンラインアパレルショップ「trico inc.」。
2015年に立ち上げて以来、trico inc.は国内のみならず海外からも多くの注文を受けるまでに成長しました。今回は、オーナーのCHA2(チャツ)こと松浦啓文さんにネットショップを開設した経緯、成長へのサクセスストーリーをお聞きしました。
企業やメディアに動画や番組のタイトル映像を提供する仕事をしていたCHA2さん。2015年、映像制作会社「trico inc.」を立ち上げ、「近未来のワクワク感を伝えるのが、私の使命」という理念で自身の世界観や独創性を前面に出したアーティスト活動を開始しました。
他の映像制作会社と差別化を図るため、自身の思い描く「サブカルチャー x ストリートファッション x テクノロジー」を具現化する、近未来的なデザインのアパレル商品をデザインし、SNSを使ってプロモーション活動にも力を注ぎました。
「元々スケートボードが好きで、ストリートファッションをずっと追いかけていたことから、まず、自分でシルクスクリーン印刷をしてハンドメイドでTシャツをを作り始めました。」とCHA2さん。
Tシャツを選んだのは、毎日着替えるものでたくさんのバリエーションがあれば毎日おしゃれが楽しめると思ったところからだそうです。
「自分が好きな服だけを着て毎日を過ごしたいという気持ちでTシャツを作り始めたのですが、それを他の方に気に入ってもらえたら嬉しいと思うようになりました。」
自分が好む世界観を反映したアイテムを身に纏いたい。自分だけのこだわりの思いが、やがて人々と共有したいと思うように変わっていきました。
CHA2さんはECサイトプラットフォームShopifyを使って商品を販売すること決めました。Shopifyを選んだのは友人に「ECサイトで商品を販売してみては?」と勧められたことがきっかけです。
「友人はShopifyとPrintfulを連携させてTシャツ専門のネットショップを運営していて、売上も好調ということでした。それを聞いて、僕もオンラインでショップを運営してみたいと強く思いました。」
Shopifyは、初心者でも簡単にネットショップが構築できるEコマースプラットフォーム。2004年にカナダで設立、現在では世界中で170万件以上のショップが開設され、No.1のシェアを誇るECサイトです。
その友人と同じ仕組みで自分のサイトも作ってもらうことになりました。
「Shopifyは、便利な決済システムや、商品製造サプライヤーとのアプリ連携など、マーチャント販売業者の使い勝手を一番に考えてくれている点が気に入っています。今では信頼できるパートナーとして利用を続けています。」
Shopifyは誰でもネットショップを作成できるだけでなく、100種類以上の決済サービス、越境販売に強い多言語対応など、国内外に商品を売りたいショップオーナーの強い味方となるサービスを提供しています。
出典:trico.inc.の商品例
そしてもう一つ、商品を作成するサプライヤーとして選んだのがPrintful(プリントフル)。
Printfulは、400以上の無地製品から好きなアイテムを選んでデザインを追加し、オリジナルグッズを作成できるサービスを提供。PrintfulのアカウントをShopifyやBASE、EtsyなどのECサイトと連携することによって、作成した商品を販売することもできます。
CHA2さんはPrintfulでオリジナル商品を作成し、Shopifyで開いたオンラインショップで販売をすることの便利さを、身をもって体感できたと言います。
「ShopifyとPrintfulの連携によってほとんど自動で運営ができることに満足しています。自分の商品を作成したら、その後はノータッチで販売ができるんです。注文が入ると、注文処理→生産→発注→配送がワンストップで知らないうちに完了している点はとても便利です。」
PrintfulとShopifyの連携によって、商品を作成する機材や人手、販売する実店舗、そこで働く人員の手配を省くことができます。まさに、一人で気軽にショップを始められる方法です。
「在庫を一切抱えなくて済むことも利点です。商品の在庫を保管する場所の用意、月末の棚卸、先行投資として初期ロットの生産など一切必要ありません。」
Printfulではオンデマンド生産という製造方法をとっています。従来の小売店のように、商品を最初に製造し店舗に保管するシステムでは、在庫が売れ残ったり、在庫不足という事態が発生します。一方オンデマンド生産では、注文を受ける度に商品を製造するので、商品の在庫が余ることも不足する心配もなく、1点から商品を注文することが可能です。
「サービスを利用し続けている要因はまさにこれで、小規模でノベルティグッズを個人で売るなら在庫を抱えないこのシステムが一番コストパフィーマンスが良いと思っています。」
在庫確保に予算を割かなくて良いので、新しいデザインアイデアを気楽に試すことができるのも、オンデマンド生産の魅力の一つです。
オリジナルの商品を開発し、オンラインショップで販売を始めたCHA2さん。しかし、ショップを開設してもすぐには販売数は伸びなかったと言います。
「当初は誰でも着られるおとなしめのデザインで商品を作っていました。しかし売上数は伸びませんでした。そこで自分のテイストをもっと前に打ち出した大胆な全面プリントTシャツに切り替えてみたんです。」
オンラインショップを始めて3年目で、万人受けするデザインから、自分の世界観を惜しみなく前に出した、全面プリントTシャツを作り始めると、これが多くの顧客の目に留まりヒット商品となりました。
誰もが簡単にネットショップを開ける中でも、始めてはみたものの売り上げを伸ばすのは簡単なことではありません。しかしCHA2さんは、売れない商品に執着するのではなく、アイデアを出して柔軟にシフトチェンジを図ったことで成功へ繋げることができました。
現在、trico inc.の宣伝は、自身が作成した動画をSNSに投稿するスタイルがメインです。
「本業で映像制作をしているので、商品を発表する際には動画を使ってSNSでCMをしています。イメージや世界観を共有することに力を注いでいるので、洋服を売るだけではなく世界観の中にその洋服を着た自分を想像してもらえるように演出できるように努力をしています。」
CHA2さんは、商品にもその宣伝方法にもアーティストとしての世界観を反映することにこだわっています。この一貫した姿勢がブランドイメージ、認知度を高めることに繋がっています。
trico inc.を始めて7年。大変だったこと、良かったことも聞いてみました。
「大変だったことは英語の翻訳です。翻訳サイトで訳しながらカスタマイズしていたのですが何度か意味がわからなくて挫けそうになりました。」
日本だけでなく、海外への販売も視野に入れて英語への翻訳に挑んだCHA2さんですが、ショップを全て英語対応にするのは簡単ではなかったそうです。
しかし、その甲斐あって現在では海外のファンから問い合わせや注文を連日受けるまでになりました。
少ない初期投資でオンラインショップを始め、自身のオリジナルグッズへの反応を試し続けてきたCHA2さん。売れ行きが伸びるようになったことで、商品への自信が付き、実店舗販売イベントに参加することも増えているそうです。
出典:Cha2tricoさんのインスタグラム
「自分のオリジナルの服だけを着て毎日を過ごしたいな、と思ったのがそもそものきっかけでした。それが売れ始めて、今では結構な売り上げを出せるまでになりました。」
自分の世界観、好きなものだけを着たいという思いを大切にしながらブランドを育ててきたCHA2さん。本業の映像制作においても、Tシャツ、パーカー、レギンスなどのアパレル作りにおいても、一貫した思いを持ち続けたことが、アーティストとして知名度を上げることにも繋がっていきました。
「今後もさまざまな出典イベントに参加し、自分が好きな近未来的な世界観をさらに広めていきたいです。」
そう意気込むCHA2さんの今後の作品や商品が楽しみですね!
あなたのオンラインショップ開設の経験やサクセスストーリーをPrintfulブログに掲載してみたいという方、こちらからぜひメッセージをお寄せください!
Yukari Kato
メディア業界での経験を経て、ヨーロッパでMBAを取得。eコマース、デジタルマーケティング、Printfulのコツや活用法など、最新情報をお伝えてしていきます。
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