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ブログ / マーケティング基礎知識 / モチベーションとは?その意味と上げ方・維持の方法 | Printful
仕事やビジネスを行う際に、「モチベーション」が上がらずにやる気が出ない、パフォーマンスが落ちてしまう、または仕事や人生について考えるだけでモチベーションが維持出来ず、憂鬱でため息をついてしまう、なんて経験をされたことはありませんか?
モチベーション・やる気を維持するのはストレスの多い現代社会では難しい場面もありますが、モチベーションの意味を知り、維持するコツを学べば、日々の仕事やビジネスでの成功に大変役立ちます。
この記事では、モチベーションの意味、使い方などの基礎から、心理学に基づいたモチベーションの理論、モチベーションの向上・維持の方法をご紹介します。
記事の最後にはモチベーションの上がる無料の名言集をご用意しました。ダウンロードは無料ですのでぜひ参考にしてください。
私たちが生きる上で必要なものとしてまず思い浮かぶのが、食料や水など、生きるために必要な物理的、肉体的な必須要素ですが、これと相対する、心理的な要素・理由が「モチベーション」と総称で呼ばれています。
モチベーションは人間が行動をする際の「動機」を意味し、何らかの行動をする際の「やる気」や「意欲」を示す総称として使用されています。
モチベーションの意味を簡単に言うと、「ある目標に向かい、何かしらの行動を起こすための強い動機」という説明が一番わかりやすいはずです。
例えば、お金を稼ぐために起業をしたいとお考えの起業家の方々の場合は、
という「動機」が存在します。目標に対する強い「動機」がある場合、目標に向かって行動をするやる気・意欲が発生し、これがモチベーションと総称されるものとなるのです。
ただ、このモチベーションが上手く維持出来ないと、結果的に「起業なんて面倒だからお金を稼ぐ必要なんてない」と目標自体を諦めてしまう事になります。
日常生活では良く「モチベーションが上がる」、「モチベーションが下がる」、「モチベーションを維持する」という言葉を良く使用しますが、実際にどのようなシーンでこのモチベーションに関連した言葉が利用されるのか、例文を次にご紹介します。
モチベーションが上がるとは、上記でご紹介した目標を達成する為の動機が存在し「やる気」と「意欲」が高いレベルで存在している状態を指します。
こういったモチベーションが上がっている状態は「モチベーションが高まる」、「モチベーションが増す」、「モチベーションがアップする」などと表現されます。仕事上でのモチベーションに関する例文をご紹介すると、
こういったシーンがモチベーションが上がるという意味が正しく使用されている例文です。どのモチベーションが上がるシーンでも何かしらの目標が存在し、その目標を達成する為の「動機」がモチベーションに繋がっています。
モチベーションが下がるとは前述のモチベーションが上がると相対する意味で、目標を達成しする為の「やる気」と「意欲」がなくなってしまっている状態を指します。
モチベーションが下がるという意味と類似の表現として、「モチベーションが低下する」、「モチベーションが低い」などとも表現されます。仕事のモチベーションに関する例文をご紹介すると、
このようなシーンがモチベーションが下がるという意味が正しく使用されている例文です。どのモチベーションが下がるシーンでも共通して目標を見失い、何かしらの行動をする「動機」を失ってしまっていることがモチベーションの低下に繋がっています。
モチベーションを維持するとは、自身のモチベーションの低下を避ける為にはっきりと目標を設定し行動を続ける事を指します。
モチベーションを維持する為には、自身のやる気・意欲を引き立たせるような、目標達成時のメリット等をしっかりと頭に入れておくことがポイントです。
モチベーションを維持するという意味と類似の表現として、「モチベーションを持続する」、「モチベーションを保つ」などとも表現されます。仕事のモチベーションに関する例文をご紹介すると、
このようなシーンがモチベーションを維持するという意味が正しく使用されている例文です。どのモチベーションを維持するシーンでも、やる気と意欲が湧くようなご褒美や、ゴールが設定されており、これらのご褒美がモチベーションの維持に繋がっています。
モチベーションの正しい意味がわかったところで、ここからは心理学の理論を交え、モチベーションの理論を詳しくご紹介します。
さて、今度は少し学術的にモチベーションを掘り下げてみましょう。心理学に基づいた人間の欲求に関する理論から、モチベーションの深い意味を知ることができます。
多くの心理学者は人間の「欲求」がモチベーションに大きく関与しているという理論を展開しています。モチベーションの理論は実際にモチベーションの上げる方法を知る上で大事な項目ですので、チェックしてみましょう。
人間性心理学の最も重要な生みの親とされているアメリカの心理学者、アブラハム・マズロー(Abraham Maslow)は「自己実現理論」を提唱しました。この自己実現理論でマズローは、
人間は自己実現に向かって絶えず成長する。
アブラハム・マズロー
と仮定し、この人間の欲求を5段階で理論化した「欲求段階説」を提唱しました。この5段階欲求説では人間の欲求をピラミッド形式で5段階で表現しています。
簡単に言うと、「生理的欲求」が満たされると「安全欲求」を求め、「安全欲求」が満たされれば、「社会的欲求」を求めるといった形で、下位の欲求が満たされると上位の欲求を求めるようになるという人間の欲求を分りやすく示した理論です。
生理的欲求と安全欲求は「身体的欲求」として、やる気やモチベーションを考える以前の安全に生命を維持するという基本の欲求、一方、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求は、安全に生活できる欲求が満たされた上での「精神的欲求」と分類されています。
モチベーションの意味を語る上ではこの「欲求」が深く関係しています。次にご紹介する理論ではこの自己実現理論が基礎として根付いています。
アメリカの臨床心理学者、フレデリック・ハーズバーグ(Frederick Herzberg)は、人間には動物的な欲求と人間的な欲求の2種類の欲求が存在すると仮定し、この2種類の欲求を「動機付け要因」と「衛生要因」という2種類に分類、人間の幸福度や満足度を測る指標の理論を生み出しました。
この2種類の要因を先ほどのマズローの欲求段階説の理論に当てはめると
この理で興味深いのは、「動機付け要因」は満足度の要因となる一方で不満足度の要因とはならず、対する「衛生要因」は、満足度の要因とはならない一方で不満足度の要因となるという点です。
つまり、動機付け要因である、達成・承認・責任等が満たされれば満足度が上がり、一方でこれらが満たされなくても不満要素にはなりません。
反対に、衛生要因である、会社の制度、作業条件等が満たされても満足度には繋がらず、一方でこれらが満たされないと不満要素とされてしまいます。
この二要因理論をモチベーションに簡単に当てはめると、物事に対する満足度が高ければモチベーションも一緒に高まるというのがハーズバーグの論点です。
満足度を高めるような動機付け要因を増やし、不満足をもたらす衛生要因を改善するという事がモチベーションの向上・維持に大きく貢献するという事をぜひ覚えておいてください。
最後にご紹介するこちらの欲求理論はアメリカの心理学者、デイビット・C・マクレランド(David Clarence McClelland )によって1976年に提唱されました。
この理論は「モチベーション理論」の一つとして現在でも広く知られている理論です。
マクレランドの欲求理論では人間の主要な動機、欲求が下記の4つ(提唱当初は3つ)のいずれかにに分類されるとされています。
この4種類の欲求のどれが強いかは個人により異なり、そのタイプによってモチベーションの動機となる欲求が変わってきます。
成功の報酬より自分自身のタスクやチャレンジを成し遂げたいという欲求を持ち、前回よりもうまく、更に効率的に、より良い成績を上げたいというモチベーションを持ち努力をするタイプを指します。
強い達成動機を持つ人は下記のような特徴があると提唱されています:
他者にインパクトを与え、その影響力を行使してコントロールをしたいという欲求を持つタイプを指します。
強い権力動機を持つ人は下記のような特徴があると提唱されています:
他者と友好的、密接な対人関係を結びたいという欲求を持つタイプです。
強い親和動機を持つ人は下記のような特徴があると言われています。
上記の3種の動機に加え、後に提唱されたのがこの失敗や困難な状況を回避しようとする欲求です。
強い回避動機を持つ人は下記のような特徴があると提唱されています:
人間はこの4種類の動機のいずれかを強く持っており、モチベーションを上げる場合や維持する際には自身がどのカテゴリーに属するかを知ることが役立ちます。
期待理論はモチベーションが上がって行動を起こす過程やメカニズムを明らかにした理論で1964年にビクター・H・ブルーム(Victor H. Vroom)によって提唱されました。
がんばればどれだけのことが成し遂げられ(期待)、
それが成し遂げられたらいったいさらになにがもたらされ(用具性)、
もたらされたものそれぞれにどれだけの値打ちがあると予想されるか(誘意性)、についての知覚、信念や態度という心理的過程がモティベーションを左右している。
ビクター・H・ブルーム『仕事とモティベーション』
期待理論を簡単にまとめると
「モチベーション = 期待 × 誘意性」という数式が当てはまります。
つまり、努力をした分だけ結果が得られるか、その結果に対してどれだけ主観的で魅力のある報酬が得られるか、という心理的過程がモチベーションを左右している、ということを表しています。
ここまでモチベーションの意味、理論を詳しくご紹介してきましたが、ここからは実際にどのようにしてモチベーションを上げ、維持するかの方法・コツをご紹介します。
モチベーションの低下に繋がる原因で最も大きい部分が、自身の行動や、やっていることに楽しみややりがいを感じないという点です。
ただ単に「自分のやる事を楽しむ」というとかなり漠然としていますが、前述した心理学のモチベーションの理論を活用して、ピラミッド型の欲求段階の基礎となる部分を見直しましょう。
マズローが提唱した5段階欲求のうち、モチベーションに繋がる自己実現の欲求以外の4段階、
これらの欲求がきちんと満たされているかをまず確認しましょう。この4つが満たされていることでモチベーションに繋がる自己実現の欲求の改善を始めることが可能です。
普段、仕事を優先しすぎて睡眠や食、自由時間の友人・家族との交流を犠牲にしていませんか?モチベーションに関わる心理学の理論ではこういった生活の基礎となる部分の欲求が満たすことがモチベーションを上げる為の最初のステップとして必須となります。
モチベーションを上げる際に重要になる項目が、自分自身の行動を肯定的に認めるという点です。人間の心理では、自分の行動を肯定出来ない場合、他者の行動に対して批判的になったり、目標の喪失につながります。
自分の行動に対し「最大限の努力をしている」、「目標に近づいている」等、自分を褒める行動を毎日実践することでモチベーションの向上、維持に大きくつながります。
ハーズバーグの2要因理論の中の「動機付け要因」が満たされることで、自身の満足度が上がり物事に対するモチベーションが上がります。
金子みすゞの名言、「みんな違ってみんないい」という言葉の通り、自身の行動を肯定し、ポジティブな気持ちを持つことで自身のモチベーション、やる気を高めることが可能となるのです。
部下を抱える上司の方などはモチベーションの向上・維持に苦労している方も多いのでは。
仕事のモチベーションを語る上で欠かせないのが上記でご紹介した「期待説」です。ビクター・H・ブルームは仕事に対するモチベーションを引き上げるにあたり、重要な要素は「目標の魅力」と「達成の可能性」で決まると提唱しました。
目標の魅力が大きいこと、その目標が達成可能だという実感する場合、人間のモチベーションは大きく上がると言われています。
ここからは「目標の魅力」の向上方法と、「達成可能性」を生み出す方法を簡単にご紹介します。
目標の魅力を向上させる際には、これら4つの効果に気を配りましょう。
目標の魅力を向上させる方法を学んだところで、次は仕事・マネージメントにおいて達成可能性を高める4つの効果をご紹介します。
ここまでお読みいただいた方なら、モチベーションとは何か、モチベーションの理論、上げ方維持の方法についてよくお分りいただけたはずです。モチベーションを上げ、維持をすることは日常生活はもちろん、仕事やビジネスで大変役立ちます。
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Yohei Ishiguroさんが2020年1月8日に投稿
Yohei Ishiguro
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