目次
キャップはファッションだけでなく、会社、スポーツチーム、ショップ、イベント用のユニフォームとして、またはプレゼント用のグッズとして、広く使われています。今回の記事ではキャップを作成したいと考えている方に向けて、オリジナルキャップの作り方を解説していきます。
さらに、個人でオリジナルキャップを作成する方法と、オリジナルグッズ作成&オンデマンド印刷サービス、Printfulのような業者を利用する方法についても見ていきます。
オリジナルキャップの用途は?
オリジナルキャップを作成する前に、まずどのような用途で使用するのかを確認しましょう。目的によってキャップの種類、デザイン、色、必要個数なども明確になるでしょう。オリジナルキャップは以下のようなシーンで広く使われています。
スポーツチーム用
学校のスポーツチームや趣味のスポーツチームで、本格的なイメージを出したいのであれば、オリジナルキャップを作るのも良いアイディアです。
イベント用
ショップのイベント、会社のイベントなどではロゴが入ったキャップがあるとブランドをアピールできます。
ノベルティ用
オリジナリティのあるキャップを作成すれば、ノベルティグッズとしての価値も高まります。もらった人が一生とっておきたくなるようなキャップにしましょう。
プレゼント用
市販されていないキャップはプレゼントとしても最適です。多くの業者が1個からでも注文できる「オンデマンドサービス」を提供しており、オリジナルグッズ作成サービスは個人でも気軽に利用できます。
キャップの種類を決める

キャップにも様々な種類があります。代表的なキャップ・帽子の種類をいくつか見ていきましょう。
ベースボールキャップ
キャップと言えば、多くの人は野球用のキャップを想像するのではないでしょうか。しかし、ベースボールキャップは野球やスポーツ以外でも、イベント用、ショップ用、その他の用途に定着しています。
ヴィンテージキャップ
生地の色にムラがありおしゃれな雰囲気を醸し出すヴィンテージキャップは、ファッション性が抜群です。
ダメージキャップ
所々にダメージが加えられており、ヴィンテージと同様、かぶるだけでおしゃれ度がアップします。
ニットキャップ
防寒性に優れたキャップなら、やはりニットキャップ、ビーニーですね。冬には欠かせないアイテムで、男女共に人気のアイテムです。
バケットハット
ファッション性が高くておしゃれ感も増すバケットハット。夏場は日よけとしても活躍し、1年中使えます。
業者に依頼するか、個人で作るかを決める
オリジナルキャップは個人でも製作可能で、製作活動を楽しみたい人に向いているアイテムです。一方、同じキャップを大量に作成したい場合は業者に依頼する方が効率的です。
オリジナルキャップを個人で自作する方法
オリジナルキャップを個人で自作するには、材料を自分で購入する必要があります。以下、2種類の方法が一般的です。
ワッペンを貼る方法
ワッペン (wappen) の語源はドイツ語で、本来は「紋章」という意味を持ちます。日本では、ジャケットの袖やキャップにつける飾りという認識が一般的でしょう。
キャップを作るには、ワッペンを無地のキャップにアイロンで貼り付けます。観光地のお土産屋さんでワッペンを買うのも楽しいものです。
転写シートで転写させる方法
作成したデザインを転写シートにプリントして、アイロンでキャップに転写させます。キャップの形状は平面でないため、多少の器用さも求められます。
個人で作成するメリットとデメリット
個人製作の場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
- 製作過程を楽しめる
 - 好みの素材(ワッペンなど)を使える
 - 製作費用を安く抑えられる
 
デメリット
- 材料を自分で購入する必要がある
 - 未経験だと失敗してしまう可能性もある
 - 大量生産には向いていない
 
業者に依頼する方法

オリジナルキャップ作成業者に依頼する場合の流れも見ていきましょう。業者に依頼する場合は、デジタルのデータをプリントする形になります。業者によっては刺繍ができる機器が揃っている場合もありますので、刺繍も選択肢の1つに入ります。
業者のサイト上で用意されているテンプレートを使い、オリジナルのデザインを準備して、デジタルファイルを入稿します。
多くの業者はオリジナルのイラストやクリップアートを用意しています。自分でデザインができない人はこれらの機能を使い、サイト上で簡単にデザイン作成が可能です。
デザインソフトでファイルを作成
    オリジナルキャップには、ロゴ、イラスト、フォントなどが広く使われています。デザインの経験があれば、グラフィックデザイン用のソフト、Adobe社のPhotoshop、Illustrator、Serif社のAffinity Photo、Affinity Designerなどがおすすめです。
GIMP(画像編集)、Inkscape(ベクターイラスト)なども、無料で利用可能で世界中で広く使われています。
手描きでイラスト作成
絵が得意な人は、手描きでベースとなる絵を描いて、スキャナーやカメラでコンピューターに画像を取り込み、デジタルファイルを作成するのも1つの方法です。
イラストレーターやデザイナーに依頼する
「自分でデザインするのはちょっと・・・」という人は、フリーランスデザイナーやイラストレーターに依頼をする方法もあります。クラウドワークス、ランサーズなどのサービスでデザイナーを見つけて、オリジナルキャップで使用するデザインを作成してもらいましょう。
オリジナルキャップ作成業者
以下、オリジナルキャップを作成できるおすすめの業者です。
Printful(プリントフル)

Printfulは、ヨーロッパ発の「オンデマンド&梱包発送サービス」で、オリジナルキャップの種類が豊富です。キャップだけでなく、ニット帽、バイザーなども揃っています。
- クラシックダッドハット | Yupoong 6245CM(売れ筋)
 - カフニット帽/ビーニー | Yupoong 1501KC(売れ筋)
 - バケットハット | Flexfit 5003
 - クラシックスナップバック | Yupoong 6089M
 - レトロトラッカーキャップ | Yupoong 6606
 - クローズバックストラクチャードキャップ | Flexfit 6277
 - 5パネルトラッカーキャップ | Yupoong 6006
 - 5パネルキャップ | Yupoong 7005
 - フラットビルキャップ | Yupoong 6007
 - サンバイザー | Flexfit 8110
 - ヴィンテージダッドハット | Beechfield B655
 - オーガニック リブ編み ニット帽 | Beechfield B50
 - ポンポン付きニット帽 | Beechfield B426
 - 全面プリント ニット帽
 - キッズ 全面プリント ニット帽
 
キャップ以外にも、アパレル、ホーム&リビング、その他多数のカテゴリーが揃っています。
Rub-Lab(ラブ・ラボ)
株式会社ラブ・ラボは、アパレル、雑貨等のオリジナルグッズ作成サービスを提供している会社で、Tシャツ、スポーツユニフォーム、バッグ、タオル、その他多数のオリジナルグッズを製作しています。
キャップは以下の種類を含め、商品数が豊富です。
- イベントメッシュキャップ
 - ツイルキャップ
 - アーミーワークキャップ
 - イベントバイザー
 - クラブバイザー
 - デニムウォッシュローキャップ
 - ハンチング
 - ニットキャップ
 
オリジナルプリント.jp
オリジナルプリント.jpは、アパレル、雑貨等のオリジナルグッズ作成サービスを提供し、Tシャツ、バッグ、文房具、その他多数のオリジナルグッズを製作しています。
キャップは以下の種類をはじめ多数揃っています。
- クラブキャップ
 - メッシュキャップ
 - メッシュキャップ(キッズ)
 - アメリカンメッシュキャップ
 - アーミーキャップ
 - バイザー
 - メッシュバイザー
 
まとめ
難しいと思われがちなオリジナルキャップ製作ですが、無料・有料ツールやデザイナーを活用することでデザイン初心者でも十分に作成可能です。もし大量に作成する場合は時間もかかってしまいますので、業者に依頼するのが効率的です。
オリジナルキャップ作成業者には、帽子の種類がたくさん揃っており、デジタル印刷だけでなく、刺繍でのデザインにも対応している場合があります。ショップ開業、ノベルティグッズ作成、会社の販促ツール、イベント用など、様々なニーズにも対応しています。
Printfulはオリジナルキャップの作成だけでなく、アパレル、ホーム&リビング、アクセサリーなど、種類豊富なオリジナルグッズの作成をしている「オンデマンド&梱包発送サービス」です。
スポーツチーム用、ショップ用、イベント用、ノベルティグッズ用、プレゼント用など、様々な目的に対応したオリジナルキャップを作成することも可能です。
登録とアカウント作成は無料。アカウント内でキャップ用のテンプレートファイルをダウンロードして、そのファイル上にオリジナルデザインを作成し、入稿するだけで簡単に注文することができます。
オリジナルキャップ作成をお考えであれば、Printfulのオリジナルキャップ作成サービスをご検討ください。
著者:Yukari Kato
メディア業界での経験を経て、ヨーロッパでMBAを取得。eコマース、デジタルマーケティング、Printfulのコツや活用法など、最新情報をお伝えてしていきます。