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文字を目にした際、その文字の雰囲気やスタイルによって受け取る側の印象は大きく変わります。手書きの文字を見て、その人の人となりを感じ取れるように、デジタルの文字も使うフォントや書体によって与えるイメージは様々です。
デザインにおいても同様で、デザインに文字が含まれている場合、その文字が与えるイメージが商品の印象を左右します。そのため、テキスト入りのデザインを衣服にプリント・刺繍を追加する際、またはロゴを作成する際は、正しくフォント選びを行うことが大切です。
今回は、思い通りのデザインを完成させるための、初心者でもわかるフォント選びのコツをご紹介。テキストを含むデザインを行う際に知っておくこと、ブランドに合ったフォントの選び方や組み合わせ方のコツについて解説します。
パソコン上で文字を書く際、フォントや書体を選ぶことになります。フォントと書体はコンピュータ上で書く文字として同じものと考えている方が多いですが、厳密には異なります。
大まかに言うと、書体は文字のスタイルを指します。例えば、「楷書体」、「明朝体」、「ゴシック体」などの、同じスタイルを持つグループによって分かれます。
一方フォントは、各書体においてサイズごとに作られた文字(大文字、小文字、数字、記号)のセットを指します。フォントは元々は、活字版印刷で使用された金属板から由来しています。
WindowsでもMacでも、パソコンのOSには最初からフォントが入っています。これらの、最初からOSに入っているものは「標準フォント」と呼ばれ、無料で利用できます。
一方で、有料で購入する「市販フォント」、デザイナーなどが無償で提供している「フリーフォント」と呼ばれるものがあります。最近ではフリーフォントの種類も増え、品質の高いものが多くなっています。
無料でも有料でも、商用で使う際に許可を出しているフォントと、そうでないものがあります。さらに、商用利用が許されていても、写真やイラストなどと同様に、再配布や改変の禁止などの制約、ロゴ等に使用する際は別途契約が必要な場合もあるため、デザインに使う前には利用規約を必ず読んでから購入するようにしましょう。
フリーフォントとは、ウェブ上でダウンロードできる無料のフォントを指します。最近では商用に使用可能なフリーフォントも増えています。少ない開業資金でビジネスを始めたい方にとって、無料で使えるフォントは魅力です。
フリーフォントには英語フォントや数字フォントのほか、日本語にも対応しているものも多くあります。
ただ、商用使用可能とされていても、編集禁止、クレジットの記載、商標登録の禁止など、フォントごとに注意点が設けられているので、デザインに使用する際はそれらを熟読することが必須です。
商用フリーフォントを検索できるサイトの例をご紹介します。
有料の市販フォントには以下の種類があります。
一度購入するとその後使い続けられるので、長期的にフォントをよく使う人にお勧めです。メーカーによってそれぞれ特徴があるので自分のデザインやスタイルに合ったものを探してみましょう。
買い切り式の市販フォントには次のメーカーのものなどがあります。
最近増えているのがサブスクリプション式のフォントです。月額や年額などの定額制で、有料のフォントを好きなだけ使えるサービスで、デザインをよく行う方には便利でしょう。
サブスクリプション式の市販フォントには次のものなどがあります。
日本語フォントの書体は大きく4つに分かれ、「明朝体」、「ゴシック体」、「筆書体」、「デザイン書体」があります。これらは、それぞれ与えるイメージや代表的な用途が異なります。以下でそれぞれの特徴を見ていきましょう。
明朝体は最も代表的な日本語フォントの1つです。この書体は横線が細く、縦線が太い特徴があります。曲がり肩の右側に三角形の「うろこ」と呼ばれる山があり、毛筆のタッチが取り入れられています。
この書体は、落ち着き、真面目、上品、フォーマル、女性的と言う印象を与えます。新聞や論文など、「読む文章」で多く使用されるのがこの書体です。
ゴシック体は明朝体と並んで代表的なフォントです。明朝体とは対照的に、縦、横の太さが同一という特徴があります。
この書体が与える印象はモダン、カジュアル、楽しい、親しみやすさ、男性的などがあります。「読ませる」というよりも「見せる」という、視覚に訴える書体で、パッと目に入りやすく、ポスターやプレゼンなどによく使われます。
ゴシック体を丸くアレンジしたのが丸ゴシック体です。ゴシック体と同様、縦横の太さは均等ですが、画の先端や角が丸くなっています。
この書体はやさしい、ソフト、面白さ、などの印象を与えます。ポップなデザインに使われることが多いですが、標識など、堅い内容や注意事項にあえて使うことで、ソフトに伝えられる効果があります。
ゴシック体と明朝体の中間のようなフォントもあります。これらのフォントは縦線と横線の太さが異なる点が明朝体と似ていますが、ウロコと呼ばれる線の端の山がありません。「タイポス」や「フォーク」、「スキップ」(と呼ばれるフォントがこの一例です。
明朝体よりもさらに毛筆のタッチの強い書体で、行書体、教科書体、楷書体などがこのグループに入ります。筆で書いたような「和風」のイメージを出し、古典的、伝統的な印象を与えることができます。
上記のどのカテゴリーにも入らない、個性的な書体がデザイン書体です。フリーハンドの手書き風の文字や、ラインに装飾がついている文字など、さまざまなフォントが存在します。遊び心や面白さ、個性、おしゃれ感を表現したい時に使われます。
次に、アパレルや小物などのデザインでもよく使われる英語フォントについて見ていきましょう。
セリフは、日本語書体の「明朝体」に当たり、横線が細く、縦線が太く、線の端にウロコと呼ばれる山がついています。英文でも書物や論文で使われ、フォーマル、真面目、落ち着きというイメージを与えます。
フォント例:Times、Garamond、Georgia
サン・セリフは、日本語の「ゴシック体」に当たる書体で、縦横の線の幅が均等です。モダン、カジュアル、楽しいというイメージを与え、視覚に訴えるポスターやデザインなどで使われます。
フォント例:Arial、Helvetica、Verdana
スクリプト体は、筆記体のような書体で、手書き風の個性的なイメージを与えます。
フォント例:Brush Script、Pacifico、Allura、Zapfinoなど
スクリプト書体の中にも「フォーマル」と「カジュアル」に分類され、「フォーマル」は斜体で流れるような書体で「空想的」、「繁栄」というイメージがあります。
一方で「カジュアル」は、斜体の度合いが少なくより読みやすく、「現実的」、「ポップ」な印象を与えます。
デザイン書体は、手書き風書体など個性的な見た目の書体です。他とは異なるオリジナル感を出したい場合にぴったりで、デザインの中でテキストを際立たせます。デザイン書体はさまざまな種類があるので、ブランドに合ったものを見つけましょう。
英語フォントには、全ての文字の幅が等しいMonospace(等幅)書体と、文字によって幅の異なるPropotional(プロポーショナル)書体が存在します。
等幅書体はタイプライターで使われていた書体で、脚本などに現在も使われます。長い文章ではプロポーショナル書体の方が読みやすいですが、デザインでは等幅書体を使うことで、真面目、書物のような、タイプライターで書いたような印象を与えられます。
言語を問わず万国共通の数字はフォントやデザインによって大きく印象が変わります。数字フォントの特徴は以下のものがあります。
数字フォントには、「ライニング数字」と呼ばれる、数字の上下のラインとが揃っているものがあります。反対に、上下にはみ出している数字は、「オールドスタイル数字」と言います。見やすさで言えば、ライニング数字を選ぶべきですが、個性的なデザインをしたい場合はオールドスタイルもありでしょう。
英語フォントでもご紹介したように、数字にも等幅ライニングのフォントのように横幅が均一のフォントと、数字によって幅の異なるプロポーショナル数字があります。
数字フォントの比較方法としては、$123,456,789,00%¥を入力してそれぞれのフォントに変換して比較してみるとわかりやすいでしょう。
デザインを行う上で使用するソフトウェアにはさまざまな種類のものがありますが、テキストベースのデザインを行う際は、Adobe illustrator のようなベクタ形式のものが適しています。Adobeにはすでに豊富なフォントが内蔵されています。
また、Printfulのデザイン作成ツールにも豊富なフォントタイプが用意されています。どれも無料で簡単に使えるので、デザイン初心者の方はぜひお試しください。
文字を使ったデザインを開始する前に、まずはご自身のブランドに合ったフォントを選びましょう。フォントが与える印象がブランドのものと一致していると、ショップブランドの統一したイメージを作ることができ、顧客に覚えてもらいやすくなります。
反対にブランドイメージと合わないフォントを選んでデザインをしてしまうと、商品とブランドイメージの間にギャップが生じ、顧客が認識しづらくなってしまうので気をつけましょう。
デザインに使うメッセージが決まったら、デザインしっくりくるフォントと出会うため、さまざまなフォントを試して熟考することをお勧めします。
複数のフォントを組み合わせてデザインを作成する場合、組み合わせ方によって出来上がりが異なってきます。
以下に、フォントを組み合わせる際のポイントをいくつかご紹介します。
同じ書体ファミリーを使うことで、簡単にバランスの取れた組み合わせを作ることができます。フォントの太さ、サイズ、英語フォントなら大文字・小文字を切り替えることでアクセントをつけることができます。
大きさが類似している、また小文字の高さ (x-height と呼ばれています) が同じである書体は相性が良いとされています。異なる書体を使った場合でも、文字の大きさを揃えることでバランスがとれ、かつ個性的な雰囲気を追加することが可能です。
日本語フォントと英語フォントを組み合わせる際は、似た系統のものを選ぶことが無難でしょう。例えば、日本語の文字にゴシック体を使うなら、英語はサンセリフ体、日本語が明朝体なら英語はセリフ体というふうに、同系統を使うことで統一感を出すことができます。
また、太さ、サイズが近いものを選ぶことで、よりバランスが取れた一体感のあるデザインとなります。
一方で、あえて対照的なフォントを組み合わせて、独自のデザインを作ることで、化学変化を楽しむことができます。
スタイル、サイズ、太さ、色など、あえて逆のものを組み合わせて、デザインにコントラストを与えられるよう、何度か試行錯誤してみましょう。
太いフォントと細フォント、暖色と寒色など、ほぼ正反対のフォントや色を使う事で、良い相性となることがあります。その際、細いフォントはサイズを大きくしたり目立つ色を使用して際立たせ、太いフォントに薄めの色を使うことで、それぞれの個性を浮き立たせることができます。
次に、ブランドに合ったフォントを選ぶための注意点をご紹介します。
ロゴやデザインを作成する際、シンプルを心がけることが大切です。他にはない独特なデザインを目指そうとして、奇抜なフォントを選んだり、複数のフォントを組み合わせたりすると、かえって見づらくなり顧客の印象に残らない結果になってしまいます。
1つのデザインに使うフォントの種類は最大でも3種類までにしましょう。
フォントにも著作権が存在します。無料でダウンロード可能だからといって、全てが商用に使うことを許されているわけではありません。
必ず使用する前に、利用規約を一読して商用の許可やロゴやデザインでの使用が認められていることを確認しましょう。
フォントを決定する前に、CMap(キャラクターマップ)を確認してどのような数字や記号が含まれているかをチェックすることをお勧めします。
フォントの種類によっては数字や記号の種類に限りがある場合もあります。使いたい記号や文字が含まれているかを確認しておきましょう。
細いフォントはデザインの上では洗練された美しいスタイルを醸し出すかもしれませんが、プリントや刺繍を行う場合は気をつける必要があります。
文字が細すぎると機械に認識されず、正しくプリント・刺繍が行われない可能性もあります。特にDTG(インクジェット印刷)や全面印刷ではぼやけてしまう危険もあります。好みのデザインと実際の仕上がりとのバランスを考えてデザインを行うことが大切です。
以下に刺繍デザインの悪い例と良い例をご紹介します。
【悪い例】
【良い例】
Printfulで正しくプリントを行うコツ、そして刺繍デザインを美しく仕上げるポイントについてご参照ください。
オリジナルの個性的なデザインやロゴを目指すなら、よく使われるフォントを避けることもポイントです。Comic Sans、Times New Roman、Papyrus、Helvetica、Arial、MSゴシック、メイリオ、ヒラノギ角ゴ、ヒラノギ明朝などはよく使われるフォントです。あえてこれらを避けても良いでしょう。
Printfulのデザイン作成ツールにはバラエティーに富んだフォントを揃えています。デザインにちょっとだけテキストを足したいという場合にぴったりで、無料で簡単に追加できるのでぜひご利用ください。
ソフトウェアでフォントを決定したら、あとは文字間を調整したり、左揃え、右揃えなど文字の揃え方を調整してフィットする形を探しましょう。また文字間を調整することで、フォントだけでは出せない個性的な印象を加えることもできます。
ただ、フォント自体の縦幅や横幅を変えることは、フォント本来のスタイルを変えてしまうことになるのでお勧めできません。より幅を狭めたい場合は、文字間や文字の大きさを変更するか、別のフォントを使うことを考えましょう。
フォントの種類は日々増え続け、トレンドも変わっていきます。文字もデザインの良し悪しを決める重要な要素、ポイントや注意点に気をつけて、ブランドイメージにピッタリ合うものを見つけましょう。
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