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ブログ / マーケティング基礎知識 / インスタストーリー機能9選: ストーリー作成に役立つ情報まとめ
2016年から新機能としてInstagram(インスタグラム)に導入された「ストーリ-ズ」、一般的にはストーリーと呼ばれるこの機能は、2022年現在ではもはや通常のフィード投稿よりも強力なインスタグラムの機能となっています。ストーリー特有の機能をマーケティング宣伝のパワフルな道具として使用していない企業は大きなチャンスを逃しているに違いありません。
ではインスタグラムストーリーの何が特別なのでしょうか?
まず始めに、フィード投稿と一番大きく異なる点はインスタストーリーは24時間後に自動的に消えるという点です。そんな寿命の短い機能はインスタマーケティングや宣伝に向いていないかと思われがちですが、ストーリーが消えた後でもそのストーリーを活用する方法がある上、実は一度しか見られないストーリーにも影響力を与えればビジネスの成功へと繋がります。
もう1つのインスタストーリーだけが持つ特徴は、ストーリーに足跡が付く事です。フィード投稿なら「いいね!」をしなければ投稿者に閲覧者を調べる事のできない仕組みになっている一方、インスタストーリーの場合は見たアカウントの一覧を調べる事ができるだけではなく、インタラクション数、つまりスワイプアップした人や当該アカウントのプロフィールに移動した人の数などのデータがチェックできます。
今回は、そんな低コストなのにとても強力であるインスタグラムストーリーの役立つ機能のみならず、合わせてマーケティングのコツやインスタグラム宣伝に使えるストーリーの裏技を特選9選をご紹介します。
インスタグラムストーリーを一度でも使用した事があるなら、スタンプ機能や手書きペンといったツールをご存じの方が多いでしょう。ただ、それ以外にもインスタグラムマーケティングに大活躍できるツールや機能が沢山存在する中、その2つの機能のみを使用したストーリーは宝の持ち腐れの状態です。
例えば、ストーリーにハッシュタグを付けると、そのストーリーが公表ハッシュタグに表示される可能性があります。他にもリンクを貼れるスワイプアップ機能、フォロワーに質問を聞けるアンケートや質問スタンプはインスタグラムストーリーの魅力的な機能です。インスタグラムストーリーの機能を使う時に1つに限らず、様々な機能を合わせると活用の幅が更に広がります。
それでは、ここからおすすめのインスタストーリーの機能をご紹介していきます。
インスタストーリーの基本といえば、スタンプですよね。インスタグラムストーリーのスタンプとは、投稿に追加可能な絵文字やシール、またはGIFスタンプの事です。スタンプは投稿のメッセージを強調させる力や視線を引いたりする力を持っているため、上手く使用すればインスタマーケティングの武器になります。
特にGIFスタンプの使用をお勧めします。理由として、インスタストーリーにちょっとした動きを与える事で投稿が賑やかになり、静止している状態のストーリーより立体感のある充実したインスタストーリーになります。例として、こちらのLoftの文房具が紹介される公式アカウントのストーリーハイライトを見てみましょう。
動く矢印のスタンプや「ここをクリック」のCTA(行動喚起)スタンプで各投稿にリアル感、そしてある程度の緊急性が生まれます。各ストーリーに違うスタンプが使用されている事もポイントです。インスタグラムのGIFスタンプはとても種類が豊富で、同じ物を2度と使わなくていいほど選択肢が充実しています。
1つのヒントとしては、スタンプを使用する際に英語で検索してみる事をお勧めします。例えば、日本語で「嬉しい」を検索し出てきたスタンプで満足出来なかった時でも、英語で「happy」などを検索すると、検索結果が違うため選択肢の幅がより広がります。
ハッシュタグとは、# シャープマークを前にした検索用のキーワードの事です。今やどのSNSにでも使用されている機能ですが、インスタグラムのフィード投稿に付けられるハッシュタグは最大30個までといった制限がある事をご存じでしたか?実はインスタストーリーで使用するハッシュタグにも制限があり、10個までとなっています。
ハッシュタグの見つけ方や有利な使用方法について詳しく知りたい方は是非こちらのInstagramハッシュタグ完全攻略ガイドを合わせてご参考になさってください。
上で少し触れましたが、インスタストーリーにハッシュタグを付ける事でそのストーリーが公表ハッシュタグのストーリーにて表示される可能性があります。つまり、フォロワー以外の人にもストーリーが見られる確率が上がります。
インスタストーリーでハッシュタグを使用する際、ハッシュタグは2種類存在する事を覚えておきましょう。1つ目はストーリースタンプ一覧から選択できるハッシュタグスタンプで、もう1つは通常入力する際に使用するストーリーハッシュタグです。機能の面では違いはありませんが、見た目の面では実は違いがあります。
スタンプハッシュタグは一度内容を書いたらそのままになりますが、普通入力のハッシュタグの場合は、文章と同様に色を変える事ができるため、「隠しハッシュタグ」を用いる事ができます。参考として以下の例をご覧ください。
ストーリー作成画面でハッシュタグの入力後、文字の色を背景と同じ色にすればハッシュタグが見えなくなります。しかし、見えないままでも有効なので、公表ストーリーに選ばれる可能性はあります。インスタストーリーの画像が大きくてハッシュタグを付ける場所がない時に隠しハッシュタグは大変便利なインスタストーリーの裏技です。
インスタグラムストーリーは写真だけだと全てのメッセージが伝わらない事が多いとはいえ、情報を入るだけ書き込む必要があるかというと、決してそうではありません。商品やキャンペーンをなるべくアピールしたい気持ちはもちろん理解出来ますが、1日にストーリーを何十個も見るフォロワーは長い文章を読む可能性は残念ながらもとても低いです。
そのため、インスタグラムストーリーでの文章をなるべく少なめにし、理想としては「重要な情報のみ」を書き込む事ようにしましょう。スワイプアップ機能が利用可能であれば更に少ない情報で投稿する事をおすすめします。インスタストーリーに最適なテキスト量の見極めにお悩みの方向けに、例としてスターバックスジャパンの公式アカウントのストーリーをご紹介します。
左の投稿はシンプルな背景にキャンペーンの写真が載せてあり、文章は商品名と2行のピッチの後にスワイプアップCTAしか入っていません。一番重要な情報しか載っていないため、気になる方は思わずにスワイプアップしたくなりますよね。
右の例は、左と比べて文章が多く載っていますが、その分文字のサイズが小さくされており、文章の間に空白がたっぷり取れている分、整頓された印象を与えます。テキストと写真のバランスがよく取れていることに加え、シールやGIFスタンプが使用されていない事にも注目してみてください。
情報をなるべく短くして伝えるのは理想ですが、どうしても載せたい情報があって、これ以上文章を省略できない、という場合も沢山ありますよね。そうなった時には1枚のストーリーに入るだけ情報を書き込むより、その情報を2枚のインスタストーリーに分けて投稿してみましょう。
2021年8月に一定の条件を満たしたアカウントのみが使えるスワイプアップ機能が廃止され、代わりに登場したリンクステッカー。この機能によりステッカーにリンクを貼り付けることができ、ここをたっぷするとリンク先にアクセスできるようになります。ステッカーは大きさや配置を変えて、みやすく、たっぷしてもらいやすく工夫できます。
出典:マクドナルド
ステッカーにはコメントを送信することも可能で、誰でも使える点がスワイプアップ機能よりも便利な点です。
インスタグラムのフィード投稿は1:1、または4:5のサイズの写真に対応している一方、ストーリーズはスマートフォンの画面全体対応、9:16になっています。ところが、インスタストーリー作成の際、フィード投稿と違って画面を端から端までコンテンツで埋めるのは実はNGです。なぜなら、ストーリーが再生される時に、画面の上部に投稿者のアカウント名、画面の下部にはメッセージ欄が表示されるからです。
この見える範囲を守り、見やすいインスタストーリーを作成する事で大事な情報が失われる事なく顧客へフルに伝えることができます。見える範囲を守るのは実はとても簡単です。こちらの新しいインスタストーリーの作成画面を見てみましょう。
ストーリーをインスタグラムアプリ内で作成する際、画像を選択したら画面の上には文字ツールボタン、落書きペンボタン、スタンプボタン等が表示され、下には投稿ボタンが表示されています。ストーリーに飾るスタンプやテキストをそのボタンの下に置かなければ、見える範囲内になります。とても簡単ですよね!
インスタストーリーに適した画像のサイズは1080x1920ピクセルであるものの、ストーリーのデザインに画面全てを使用できない事を覚えておきましょう。
さて、画面の上部と下部を避けて、文章をほどほどに入れたスタンプ付きのストーリーを作り上げました。ここではインスタグラムのおもしろい機能の1つをプラスアルファでストーリーに加えてみるチャンスです。「アンケート」と言う言葉は「時間をかけて記入する調査」のイメージがあるかもしれませんが、インスタグラムでのアンケートは2択しかない短くて気軽に回答可能な調査です。
企業やビジネスとして消費者のニーズを探ろうとする際にインスタストーリーのアンケートは大変便利です。個人アカウントにせよ企業アカウントにせよ、特によく見かけるのは「どっち派?」タイプのアンケートですよね。同じ商品の異なる色の物や、逆に全く違う商品2つの中から好きな物、気になる物などを選んでもらうアンケートのタイプは、フォロワーの好みや意見を探るにぴったりな技です。
「どっち派?」のインスタストーリーアンケートの使用例をこちらで2つご紹介します。
ユニクロの場合は似たアパレルアイテムやコーデの中から好きな方を選んでもらうストーリーになっている一方、クラシルの例では2つのよく比べられる食べ物から好きなものを選択してもらうストーリーです。アンケートは「はい、いいえ」回答の物に限らず、クリエイティブに作成すれば使用幅も広がります。クイズ方式のアンケートやどっち派のアンケートといった楽しい内容のアンケートを作る事によりフォロワーが次のストーリーを期待するようなインスタグラムアカウントに変身できます。
画像を入稿しストーリーを作成する画面でのペンボタンから手書きペンツールをアクセスできます。手書きペンはプリクラに落書きするような少し幼いイメージがあるかもしれませんが、ニュアンス落書きでインスタストーリーの雰囲気がかわいくなったりおしゃれになったりします。
さらに、ストーリー画像の作成にインスタグラムのアプリ以外のソフトやツールを使用する場合、最後のデコレーションをアプリ内のペンツールで追加するとストーリーに人間味と手作り感をもたらす事ができます。ニュアンス落書きというのは、ちょっとした線や点で画像をデコレーションしたり、「ここがポイントだよ」と言うかのように丸を付けたりする事を意味します。
名前の通り「落書き」なので、描き方は自由です。ただし文章と同じく、入れすぎには注意しましょう。アクセントのつもりで上手くニュアンス落書きを使用したインスタストーリーの例がこちらです。
決して難しいデザインを描く必要はなく、簡単なハートや矢印のニュアンス落書きだけでもインスタストーリーは商品やメッセージの魅力をよりアピールできる物に仕上がるでしょう。
アンケートの2択で足りない場合、または自由回答の質問を出したい場合には「質問スタンプ」が非常に便利なインスタストーリーの機能です。アクセスは他のスタンプと同様に、画像を選択してからスワイプアップ、または上部のスタンプアイコンをタップすればOKです。
質問スタンプの魅力は複数ある中、やはりフォロワーが商品や企業そのものについての意見を自由回答で寄せたりする事が可能という点が一番のポイントです。それと別に、「これから見たいコンテンツはどんな物ですか?」のようなフォロワーとしての要望を伺ったりもできます。
もう1つの使い方は質問コーナーを開くという方法です。インスタグラムのインフルエンサーでもよくストーリーに使う機能で、とにかくどのような質問にでも答えるコーナーのようなコンテンツになります。ただこういった質問スタンプの使い方はインフルエンサーに限らず、ブランドや企業もよく使用しています。一例として、アパレルブランドであるサマンサタバサの公式インスタグラムアカウントの「Question」というハイライトを開いてみると、フォロワーからの質問とその答えをみることができます。
質問により、顧客の疑問に答える機会でありながら商品を紹介する機会としても活用できます。さらに、質問の答えを出す前にアンケートを入れる事で、答えを期待する人の数を質問者1人からアンケートに答えた人何人かに増やす事が成功しており、とても上手な質問スタンプの使い方です。
ここでビジネスインスタグラムや企業の公式アカウントを経営する方にかならず知ってもらいたいインスタストーリーの裏技を伝授します。質問スタンプを貼ってストーリーを投稿したら、投稿者以外のアカウントから質問を送る事ができるので、アカウント担当者本人のアカウントやまた別のアカウントからでも質問を送る事が可能です。つまり、商品を紹介するチャンスを作り出す質問を別のアカウントから送信すれば、回答する時に質問者のユーザーネームは表示されないため、他のフォロワーから適切な質問が来なかったとしても、インスタグラムマーケティングはスムーズに行えますす。
どのインスタグラムアカウントのプロフィールを開いてみても、ほとんどのプロフィールにストーリーハイライトが画面に収まらないほどに並んでいます。ハイライトとは、一度投稿されたストーリーをアーカイブより選択し、好きな風にまとめた物を指します。これは企業として見逃してはいけない、宣伝力のあるインスタグラム機能です。
なぜ筆者の私がそこまでハイライトを押すかというと、通常だと24時間で消えるストーリーが、ハイライトで残しておけば何度でも再生できるようになるからです。更に、インスタストーリーにリンクを貼っているのであれば、それがいつでもアクセス出来るようになります。フィード投稿に「ハイライトよりリンクを確認できます」と一言を添えるのもインスタストーリーハイライトの活用アイデアです。
ハイライトを使用すれば、情報を提供したり、商品を種類ごとに分別したりできます。アパレル姉妹ブランドのUNIQLOとGUのハイライトを見てみましょう。
UNIQLOの場合、様々なキャンペーンや今季のコレクションをおしゃれにディスプレイする動画のハイライトが並べてあり、クールで入念に設計された印象を与えています。その一方、人気を浴びているGUのコーデ共有アカウント@gu_for_allのハイライトは、コンセプト通りに顧客が投稿したスカート、ワンピース、スウェットの写真をリポストされたインスタストーリーがカテゴリー別に紹介されています。どのインスタストーリーにもスワイプアップのリンクが貼ってあり、結果的にキャンペーン情報やエンゲージメントを促進するコンテンツは消えないままプロフィールに残っているので、ハイライトが上手く使いこなされているわかりやすい事例です。
インスタストーリーに使用できる機能、裏技、そしてその使用例をまとめて紹介しましたが、いかがでしたか?
デコレーション機能のスタンプや手書きペンの使用をアンケートや質問スタンプと合わせて、文章の多すぎないストーリーの作成をしながらスワイプアップを狙いましょう!時間をかけて質の高いコンテンツをこつこつと作成し続ければ、そのクオリティーは集客を自然的に手助けします。
インスタストーリーをどれだけ素敵に仕上げても、フォロワーに見てもらえなければ何の意味がありません。そのため、一度に投稿するインスタストーリーの枚数、ストーリーの内容や投稿する時間を変えてみたりして、様々な投稿スタイルを試してみましょう。もちろん、インスタ映えする画像を使用すればその分インスタストーリーの魅力がぐっと上がります。
もしもInstagramマーケティングについてより詳しく知りたい方はこちらのInstagramでの販売の完全版ガイドがおすすめです。是非合わせてご参考になさってください。
ここでご紹介したインスタストーリーのコツやインスタグラムストーリーそのものに関する質問がございましたらコメント欄にお気軽にコメントを残してくださいね。
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