ブログ / マーケティング基礎知識 / Twitter広告とは?費用や種類・仕組みガイド
Twitter(ツイッター)は日々の出来事や気持ちをリアルタイムにツイートとして投稿することができる人気のプラットフォームです。
Twitterの世界全体(日本を含む)のユーザー数は3億3,500万人、日本国内のユーザー数は4500万人を突破し、アメリカに次ぎ2番目に大きな市場に成長しています。匿名性の高いTwitterはその他のSNSサイトと比較しても日本での人気がとても高く、広告としてのTwitterの活用は是非検討をすべきマーケティング手法です。
ネット社会の昨今、SNSの影響力は絶大。Twitter広告はネットショップなどのECサイト運営を行っている方なら検討を是非するべきの効果的な施策と言えます。
でもTwitter広告を始めてみたいけれど、「やり方・運用方法がイマイチよくわからないし、難しそう。」とお考えも多いのでは?Twitter広告は企業であれば代理店へ依頼をすることも可能ですが、個人でも簡単にネット上で広告を掲載することが可能です。
こちらの記事では、Twitter広告の仕組みや特徴、費用、ターゲティングの方法など、Twitter広告の出し方から運用方法まで、ビジネスでの活用術をわかりやすくご紹介します。
Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果画面に広告を掲載するサービスを指し、「ターゲティング」というサービスを利用して、ユーザーの興味や関心のあるトピックやツイート・検索の内容に基づいた特定のターゲット層に絞った広告の掲載が可能です。
このTwitter広告はユーザーがログインしている際、またはログアウトをしている際のどちらの場合でもサイトに表示がされます。
Twitter広告は、「プロモーション」というアイコンと共に表示がされ、ユーザーが通常のツイートと区別ができるように配慮がされています。
またTwitterではほとんどの広告コンテンツに通常のコンテンツと同様に、フォローやいいね、リツイートなどのアクションをユーザーが行うことができるのもポイントです。
Twitter広告を利用するメリットは主に以下の通りです:
Twitter広告は、実際にリンクのクリック、アプリのダウンロード、フォロワーの獲得など、成果が実際に現れた際の数値にのみ課金がされる仕組みです。
つまりTwitterでは実際に広告を有効にしない限り広告の出稿するだけの場合の費用は無料です。また広告の目標単価を自身で設定することも可能である為、費用面での心配も少ないのが大きなメリットと言えます。Twitter広告の効果を事前に確認する際などは、最初は少ない費用で広告を設定して市場の反応を見極め、効果がある場合にのみ本格的に広告を展開するといった手法をとることが可能です。
ネットビジネスや在宅副業などライフスタイルで様々なシーンでオンラインの手法が取り入れられている昨今、若年層であるミレニアル世代、Z世代向けにTwitterは一般的な広告・マーケティング方法として定着し効果を発揮しています。Twitterを最も利用している年齢層は若年層(10代〜20代)であり、この先消費を牽引していく年齢層への訴求を行うことが可能です。
Twitterはユーザー自身の興味、関心によってフォロワーやツイート内容の違いが目に見えてわかるようになっており、Twitter広告ではこういった、ユーザーの行動や趣味、興味関心に基づき、特定のトピックに合致したユーザーに絞った「ターゲティング」という設定を行いターゲット層を絞った効率的な広告の掲載が可能です。
また、Twitterの特徴で最も重要なポイントがリツイートを活用した二次拡散です。Twitter広告では通常のオーガニックツイート(広告ではない一般的なツイート)と同様にユーザーがリツイートやいいねをすることが可能です。Twitter広告のシステム上、広告がリツイートされた部分のユーザーのエンゲージメントに関しては料金が発生しない為、一度ターゲティングユーザーに向け配信した広告がリツイートされればされるほど、費用対効果が高い低コストな広告運用が可能となります。
上でもご紹介したように、Twitterでは広告掲載時に「ターゲティング」というどのユーザーに向けて広告を配信するかの設定が細かく可能である為、最初の広告設定さえ間違えなければ、ターゲティングユーザーが広告塔として他のユーザーへの情報のシェアを行なってくれます。
そんな拡散性の高くコスパの良い宣伝が行えるTwitter広告ですが、広告の種類は一体どのような物が存在するのでしょうか?
Twitter広告は掲載をする場所ごとに以下の3種類の広告が存在します:
それぞれの広告の特徴を理解し、ご自身の広告の目的に最もあった内容を選んでみましょう。
プロモツイートとは、Twitterのアプリを開いた際のメイン画面であるタイムラインに表示がされるツイート広告です。もちろん広告である為、タイムライン上には「プロモーション」という通常のツイートと区別をする為のラベルが付けられますが、ユーザーは通常のツイート(オーガニックツイート)と同様に広告ツイートでもリツイートや返信、いいねなどを行うことが可能です。
このプロモツイートはTwitterのメインページであるタイムラインへ表示がされ、エンゲージメント率の向上に効果を発揮します。
このタイムライン以外にも以下の場所で表示がされる仕様です。
以外にも後ほどご紹介するTwitterの関連検索やプロモトレンドの検索結果を始め、アカウントのプロフィール、Twitter公式クライアントにも広告は表示がされるようになっています。
プロモアカウントとは、現在当該のアカウントをフォローしていないユーザーに向けて、ユーザーの興味関心に基づいた、興味を持ちそうなアカウントへのフォローをおすすめする機能です。この広告はTwitterでのフォロワーを効果的に増やしたい場合に特に有効な戦略と言えます。
アカウント所有者と趣味が合う人や行動が似ている人をTwitter側が自動的におすすめしてくれる「おすすめユーザー」への表示や、Twitter検索で関連するキーワードの検索がされた際の結果への表示などでこのプロモアカウントが表示されます。
プロモトレンドとはTwitterのタイムライン上の「話題を検索」の「おすすめトレンド」の部分に表示がされる広告です。
プロモトレンドをユーザーがクリックすると、その特定の話題に関するTwitterの検索結果が一覧で表示され、その検索結果の一番上に広告がリアルタイムでユーザーが投稿したツイートと一緒に表示がされます。
Twitte広告はメリットとしてご紹介したように掲載時に最低必要な費用の制限がなく、個人でも気軽に広告の条件を細かく設定し配信出来るのが特徴です。ここからはTwitter広告の費用に関してご紹介します。
広告の目的 | 課金ポイント | レポート内容 |
---|---|---|
フォロワー(プロモアカウント) | CPF(コストパーフォロー) | フォロワー数 |
ウェブサイトへの誘導数 またはコンバージョン |
CPC(コストパークリック) | クリック数 コンバージョン数 |
ブランド認知度の向上 | CPM(コストパーインプレッション) | インプレッション数 |
ツイートのエンゲージメント | CPE(コストパーエンゲージメント) | エンゲージメント数 |
アプリのインストール数 または起動回数(MAP) |
CPAC(コストパーアプリクリック) OAB(目的に基づいた自動最適入札) CPI(コストパーインストール) |
アプリクリック数 各種アプリ内行動数 アプリインストール数 |
動画の再生数 | CPV(コストパービュー) | 動画再生数 |
Twitter広告の費用は、クリック、リンクへの遷移、新規フォロワー獲得などの事前設定を行なった目的をユーザーが達成した場合のみに広告掲載主に課金がされる仕組みとなっています。仮に広告として出稿したツイートの場合でもリツイートで獲得したエンゲージメントに関しては課金対象外である為、二次拡散がされればされるほど費用対効果が高まるのがメリットです。
Twitter広告の課金方式は後ほどご紹介する「キャンペーンの目的」によって異なります。例えば、「フォロワー」を広告の目的として選択した場合はフォロー1件ごとに広告費用が発生し、「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」を選択した場合にはリンクが1回クリックされるごとに費用が課金されます。この元々設定されている課金方式以外のユーザーが行なったアクションに関しては課金がされない仕組みとなっています。
どの課金方式においても、広告ツイートをユーザーがリツイートし、その他のユーザーが課金対象のアクションを行なった場合には広告費用は発生しません。Twitterで費用対効果の高い広告を展開する場合は、「いかに二次拡散がされやすいコンテンツを作成するか」を焦点に広告の内容を考えましょう。
Twitter広告にはオークション形式が採用されており、広告主が「ターゲティング」をしたいユーザーに向けて広告を出稿する場合、その特定の「ターゲティング」への入札を行う形となります。
入札する際、3種類の入札タイプが存在し、こちらも広告主の目的・用途に合わせて選択をすることが可能です。Twitter広告には最小の必要金額が存在しない為、ご自身の予算に応じて金額の調整もできます。
上限入札単価、または目標入札単価を使用した広告の設定時にはその他の広告主の入札額に応じた奨励入札額も表示され、状況に応じた入札額の設定が可能。自動入札は元々全てが自動で設定される為この設定を個別で行う必要はありません。
Twitterではこれまでにご紹介したように広告出稿時に細かい設定を行うことができるのが特徴です。Twitter広告ではまず配信目的に応じた8種類のキャンペーンに区分されており、ご自身のビジネスに合った「キャンペーンの目的」を設定し、広告の配信が可能となっています。
「フォロワー」は名前の通り、新しいフォロワーを増やしたい場合に使用されます。タイムライン、おすすめユーザー検索結果といった場所でフォローを促すカードやボタンが表示されます。ターゲット層に合致したユーザーに情報をフォローしてもらい、ご自身のアカウントのオーガニックツイート(通常のツイート)のエンゲージ率を高めたい際に有効です。
「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」はウェブサイトへの訪問数を増やし、結果的に商品の購入や会員登録といったコンバージョンを促す目的を指します。このコンバージョンに関する高い数値を得たい場合は、後にご紹介する「画像ウェブサイトカード」を活用してクリックしたユーザーを任意のサイトに誘導するという施策が可能となります。このキャンペーンはTwitter広告で、アパレルネットショップの商品を宣伝したい際などに有効です。
可能な限り多くのユーザーにTwitter広告を掲載したい場合は「ブランド認知度の向上」の選択がおすすめです。この項目ではターゲット層が限られず、幅広い層への商品やサービス等の宣伝ができます。「ターゲット層を絞らない為、実際の広告のパフォーマンスが気になる」という場合は最初に低い金額で広告を出稿し、数値を確認することも可能です。
この「ツイートへのエンゲージメント」ではリツイートやいいねなどのエンゲージメント率を高め、広告の拡散を目指す場合におすすめです。ツイート自体への反応を増やすことがメインの目標である為、ユーザーとの繋がりを深めたい際に有効です。例えば、「元々オーガニックツイートとして投稿し、反応が良かったツイートをそのまま広告として活用する」といった裏技も可能です。
「アプリのインストール数または起動回数」はモバイル端末からアクセスをしている利用者に対して、アプリのインストールや起動を促したい際に有効です。この種類のTwitter広告では、ツイート内に「アプリカード」と呼ばれる画像や動画を含めたツイートの表示が可能です。ユーザーがその「アプリカード」をクリックすると、Twitterのアプリを離れることなく、アプリストア(App StoreやGoogle Play)への誘導が可能となります。
「動画の再生数」は名前の通り動画の再生数を伸ばす為に最適な配信目的です。動画付きのツイートは画像付きのツイートよりも拡散率が高いと言われており、商品やサービス、ブランド認知度向上に役立ちます。先ほどご紹介したようにリツイートとして二次拡散された動画再生は課金がされません。
これらの「キャンペーンの目的」を設定した後は、どのようなターゲット層へ広告を投稿するのかを決める「ターゲティング」の設定を行う必要があります。
Twitter広告では、キャンペーンの内容に加え、どの利用者層に向けて広告を配信するかを細かく設定することが可能な「ターゲティング」というサービスを提供しています。このターゲティングを正しく設定すると、エンゲージ率の向上はもちろん、売上やコンバージョン率の向上に大きく役立ちます。これらの設定は「ターゲティング」ページの「オーディエンスの特性」から設定が可能です。
地域ターゲティングでは特定の地域や国、小さな地区を細かく設定し、広告を配信するTwitterユーザーを選択することが可能です。例えば日本の場合、この地域ターゲティングは47都道府県単位での設定が行えます。例えば、特定の地域限定のイベントに向けたオリジナルTシャツやオリジナルグッズの販売をしたい場合などは、この都道府県単位での細かなターゲティングの設定が大きく役立ちます。上記の地図上のオレンジ色の国では細かい地域ごとの設定が可能となっています。
Twitterで広告を設定する際は、初期設定で全ての言語がターゲティングとして含まれますが、「言語ターゲティング」を利用すれば広告主の希望に応じて特定の言語を話すユーザーに絞ってターゲティングを行うことが可能です。例えば、上でご紹介した地域ターゲティングと組み合わせて、日本語で作成した広告を「アメリカとイギリスに在住する日本語を話すユーザーのみに広告を配信したい」のようなターゲティング設定を行うことが可能です。
現在では日本語や英語等20種類の言語へのターゲティングが可能となっています。
「性別ターゲティング」を利用すると広告の配信対象を「限定しない」、「男性」、「女性」のいずれかに限定をすることが可能です。この性別の判別は、プロフィール設定時に提供されたユーザーの情報を元に識別が行われ、性別情報を入力していないユーザーに関してはアカウントの類似性に基づいて自動的に性別の判断が行われます。例えば、スカートやビキニなどのレディースファッションを主に展開する場合は「女性」を選択、ポロシャツやネクタイなどのメンズファッションを展開する場合は「男性」の選択がおすすめです。
「年齢ターゲティング」は名前の通り、年齢を元に広告のターゲティングを行う際に利用される手法です。Twitterが提供する年齢範囲は全世界で利用可能な範囲に加え、日本独自のターゲティングで使用可能な年齢範囲も存在します。「日本のみ」と表示されている年齢範囲は日本以外の地域での使用はできませんのでご注意ください。例えば「ママ・パパ世代にベビー・キッズ用品を販売したい」や、「若年層が使いそうな便利なアプリを宣伝したい」のようなシーンにおすすめです。
「興味関心ターゲティング」では25種類のカテゴリーと350種類のサブトピックから、最もビジネスとの関連性が高いトピックを選択して集中的に広告を配信することが可能です。実際の広告内容に興味を持ってくれそうなユーザーに予め対象を絞って広告を設定するとこができます。最初に興味関心カテゴリーを選択すると、関連したサブトピックの選択が可能。トピックも複数の選択が可能です。
「フォロワーターゲティング」は広告主が任意で選択したユーザー名に似通っているユーザーに向けて広告を配信する方法です。このターゲティング方法では、特定のTwitterアカウントと似通っている関心を持っているユーザーに向けて効率的に広告を配信することができます。この手法は主に、競合他社、関連したブランド、メディア、インフルエンサー、自社のフォロワーに似ている利用者層に集中的に広告戦略を行いたい際に特に有効です。例えばフォロワー数の多いライバルのショップをターゲットとし、集中的に広告を配信というシーンで活躍します。
この「端末ターゲティング」ではモバイル端末の条件に応じて特定のユーザーへの広告の配信が可能となります。選択可能な条件は以下の通りです。
例えば、「iPhoneの最新機種」のように特定の機種に限定して、iPhoneケースの広告を出稿するなどの戦略を行いたい際に活用がしやすいターゲティングの方法です。
「行動ターゲティング」はTwitterのプラットフォーム以外で特定のサービスや商品に興味を示している利用者への訴求ができるターゲティングの設定です。この行動ターゲティングではTwitterのパートナー企業が集積したTwitterユーザーのオンライン、オフラインでの行動に関する情報に基づいた適切なターゲット層への訴求が可能となります。
例えば、「アスレジャー」を取り扱うファッションブランドを運営している場合であれば、特定のブランドを好んで購入しているTwitterユーザーへ広告を配信したり、環境に敏感でエコ・オーガニックな商品を好んで購入する層に向けて「サステナブル」な商品を広告として展開といったような施策が可能です。
既に企業としてビジネスでマーケティングを行っている方であれば、ある程度のマーケティング向けのリソースをお持ちの方も多いのでは?そんな際に便利なサービスがこちらの「テイラードオーディエンスターゲティング」です。
このテイラードオーディエンスターゲティングでは既にこれまでのマーケティングで蓄積されたデータを活用して自分向けにカスタマイズされたTwitter広告の配信やマーケティング施策を行うことができます。以下の3種類のコンテンツをテイラードオーディエンスとして利用が可能です。
これらの細かなターゲティングの設定にはHTMLやメールアドレスの一覧抽出などの上級者向けの内容が含まれており、Twitter広告初心者の方にとっては利用する機会があまりないかもしれません。
「キーワードターゲティング」はTwitterで最近ツイート・検索された情報を元に利用者をターゲティングする方法です。この方法を利用すると、リアルタイムで最も人気を呼んでいるキーワードのなかで最も関連性の高い内容に絞って広告を掲載することができます。
このキーワードターゲティングには以下の2種類の設定方法が存在します。
キーワードターゲティングをする際には「どのような条件で、どの基準で」関連した内容と判断されるかを詳細に設定することも可能です。
広告クリエイティブとは投稿時の媒体を指し、主に「プロモツイート」、「動画」、「カード」の3種類に分かれ、そこからさらに細かい媒体に枝分かれをしています。このクリエイティブの仕様と要件を理解すると、ご自身のビジネスに最もあったTwitter広告で成功する確率が大幅にアップします。ここからは、そんなTwitter広告クリエイティブの種類と技術仕様を確認していきましょう。こちらでご紹介するのは主要なTwitterクリエイティブで、ネット上で個人で設定できないクリエイティブに関しては除外しています。
定番の文字のみのツイートで140文字以内の文字のみがツイートに広告として表示されるタイプです(日本語で12文字分はリンクに使われるため、ツイート本文に使える文字数は128文字)。最も簡単に出稿が可能な広告の形式ですが、文字のみの広告はユーザーの興味を引くのが難しいケースが多く存在します。
文字のツイートに加えて広告の内容に合った画像を追加したのがこのプロモイメージです。ツイート本文の規定は文字のみのツイートと同様で140文字以内の文字がツイートに広告として表示されます(日本語で12文字分はリンクに使われるため、ツイート本文に使える文字数は128文字)。
このクリエイティブの画像サイズと縦横比の入稿規定は以下の通りです。
画像サイズ:
横のサイズは最低600ピクセル以上が推奨。大きい画像を使用するほど、ユーザーが画像を拡大したときに画像が精細に表現される。縦のサイズは無制限、ただし縦サイズが横サイズより大きい場合は縦横比が1:1になるように画像がトリミングされる。
縦横比:
このプロモGIFでは文字のツイートに加えて動画をGIF形式に変換したメディアを投稿することが可能。ツイート本文の規定は文字のみのツイートと同様で140文字以内の文字がツイートに広告として表示されます(日本語で12文字分はリンクに使われるため、ツイート本文に使える文字数は128文字)。
このクリエイティブの画像サイズ、縦横比またGIFサイズの入稿規定は以下の通りです。
画像サイズ:
横のサイズは最低600ピクセル以上が推奨。大きい画像を使用するほど、ユーザーが画像を拡大したときに画像が精細に表現される。縦のサイズは無制限、ただし縦サイズが横サイズより大きい場合は縦横比が1:1になるように画像がトリミングされる。
縦横比:
GIFファイルサイズ:最大5MBまで対応
このプロモ投票はTwitter広告に投票機能を導入し、ユーザーとのエンゲージメント率の向上を図ることが可能。このプロモ投票を利用すると、ユーザーからの貴重な生の声を得られる今後のマーケティング戦略の策定にも役立つ便利なクリエイティブです。プロモ投票は文字のみ、画像付き、動画付きの3種類から選択できます。
このクリエイティブの入稿規定は以下の通りです。
ツイート本文:
280文字以内(すべて日本語の全角文字にした場合は140文字)
投票オプション:
質問の回答は2〜4つまで設定可能
投票本文:それぞれ25文字。ツイート本文の280文字(日本語では140文字)にはカウントされない。
投票期間:最短5分〜最長7日の間で設定可能。
実施可能な広告キャンペーン:エンゲージメント数、リーチ、動画の再生数(動画投票のみ)。
画像オプション:プロモ投票に使えるプロモイメージは1枚のみ。
画像の仕様:
動画オプション:プロモ投票に使えるプロモビデオは1本のみ。
動画の仕様:
プロモアカウントはTwitterで新規フォロワー獲得をする際に有効なアカウント自体を宣伝する広告です。
ツイート本文の文字数の規定は文字のみのツイートと同様で140文字以内の文字がツイートに広告として表示されます(日本語で12文字分はリンクに使われるため、ツイート本文に使える文字数は128文字)。
またこのクリエイティブを使用する際にはユーザーに向けて何かしらのアクションを促す文言を含める必要があります。(例:フォローする)
動画コンテンツをそのまま利用してユーザーの目を引く広告を展開できるのでこちらのプロモビデオです。GIFとは異なり滑らかなビジュアルを含めることができ、質の高いコンテンツの提供が可能。
このクリエイティブの入稿規定は以下の通りです。
ファイルサイズ:最大1GB
動画の長さ:15秒以下を推奨。最大2分20秒。
動画はユーザーのタイムラインで自動再生され、長さが60秒未満の場合はループ再生される。
ファイル形式:MP4またはMOV
動画縦横比:
推奨サイズ:
ウェブサイトカードでは画像または動画を加えたカードをツイートとして作成し、顧客をショップのリンクに誘導することが可能です。
このクリエイティブの入稿規定は以下の通りです。
ツイート本文:280文字以内(すべて日本語の全角文字にした場合は140文字)
ウェブサイトのタイトルの長さ:70文字。端末やアプリの設定により途切れる場合あり。カードタイトルは最大2行に設定可能、ただしはみ出した文字は表示されず、省略文字に置き換わる。50文字以内に収めることで、ほぼ全ての端末でタイトル全体が表示される。
画像サイズ:
動画の長さ:15秒以内。最長2分20秒に対応。動画の長さが60秒未満の場合、ループ再生される。
動画ファイルサイズ:1GB未満を推奨。最適なパフォーマンスを得るためには、ファイルを30MB未満にすることが強く奨励される。
動画ファイル形式:MP4またはMOV
動画縦横比:
サムネイル画像(縮小版画像):
動画解像度:
アプリカードでは画像または動画を加えたカードをツイートとして作成し、顧客に向けてアプリのダウンロードを促すことが可能です。
このクリエイティブの入稿規定は以下の通りです。
ツイート本文:280文字以内(すべて日本語の全角文字にした場合は140文字)23文字分はリンクに使われるため、ツイート本文に使える文字数は257文字です(日本語で12文字分はリンクに使われるため、ツイート本文に使える文字数は128文字です)。
コールトゥアクション(CTA):インストール(アプリがインストールされていない場合の初期設定)、起動(アプリがインストールされている場合の初期設定)、プレイ、購入、予約、接続、注文などの行動を促す文言を使用。
画像比率:
画像ファイル形式:PNGとJPEGが奨励。BMPとTIFFは使用不可。GIF画像は静止画像として表示される。
動画の長さ:15秒以内。動画の長さが60秒未満の場合、ループ再生される。
動画ファイルサイズ:1GB未満を推奨。最適なパフォーマンスを得るためには、ファイルを30MB未満にすることが強く奨励される。
動画ファイル形式:MP4またはMOV
動画比率:
タイトルの長さ:70文字。端末やアプリの設定により途切れる場合あり。50文字以内に収めることで、ほぼ全ての端末でタイトル全体が表示されるように。
説明の長さ:200文字以内。アプリストアから取得された情報を含む。
ダイレクトメッセージカードでは画像または動画を加えたカードをツイートとして作成し、ボタンでショップや企業に直接問い合わせ、または最寄りの店舗の検索等ができるようになっています。
このクリエイティブの入稿規定は以下の通りです。
ツイート本文:256文字以内(24文字分がカードに使用)。日本語の全角文字の場合、使用できる文字数は半分に(128文字)。
ボタンテキスト:24文字。絵文字にも対応(問い合わせる、最寄りの店舗を探すなどの行動を促す文言を使用)。
動画の仕様:
画像の仕様:
カンバセーショナルカードでは独自のハッシュタグ付きのボタンを埋め込むことにより、ユーザーがブランドのハッシュタグをツイートできるようにすることが可能です。ブランド認知度を向上させる為のキャンペーンにおすすめと言えます。
このクリエイティブの入稿規定は以下の通りです。
カンバセーショナルカード:(タイムラインに表示される元のツイート)
お礼のツイート:(ユーザーが元のツイートをツイートした後の文言)
画像の仕様:
動画の仕様:
これ以外にも複数のクリエイティブがTwitter広告に使用できますので、公式Twitterビジネスサイトを合わせてご確認ください。
ここまでTwitter広告の種類や仕組みをご紹介しましたが、ここからは実際にTwitter広告でマーケティングに成功をするための秘訣をご紹介します。
Twitter広告に限らず、多くのプラットフォームに共通する点ですが、ターゲット層を絞った広告の展開は必須です。いいとこ取りをしようとして万人受けを狙った広告は残念ながら成功しないケースがほとんどです。
InstagramやTikTokでも特定の利用者層が存在するのと同様に、Twitterにも特有の年齢層のユーザーが存在します。Twitter広告を始める前に、まずこのサイトが自身のターゲット層に合致しているか、そしてどのようにターゲティングを行えば最も費用対効果が高い広告が運用出来るかを事前にしっかりと検討しましょう。
これまでにご紹介した通り、Twitter広告には様々な種類の「クリエイティブ」と呼ばれる広告形式が存在します。
画像やテキストの内容を精査するのはもちろんのこと、同じ内容でも投稿する「クリエイティブ」の形式によって広告のパフォーマンスが大きく変動することを押さえておきましょう。一つのクリエイティブで広告を試して成果が上がらなかった場合でも、広告の形式を変えて出稿するだけで大きな違いが現れる場合があります。様々なクリエイティブを利用し最も適した広告形式を見つけましょう。
Twitterは「今起きていること」をリアルタイムで発信するプラットフォームです。その為GoogleやYahooなどの通常の検索サイトなどで検索数の多いキーワードであってもTwitterではあまり利用されていないというシーンによく遭遇します。
こういった検索サイトとは違ったユーザーが「今探している情報」をTwitter広告でターゲティングすることが広告で成功をする上で大変重要です。ユーザーの思考にあった「キーワードターゲティング」を行い、エンゲージ率の向上、またリツイートによる二次拡散がされやすいコンテンツ作成を目指しましょう。
Twitter広告で成功をする為には「クリエイティブ」の品質が何よりも重要です。ユーザーの目を引くクリエイティブを作成できれば、広告一つでトレンドを一から生み出すことも可能です。また、コンテンツ自体の品質をあげることは、クリック率の向上に役立ち、結果的に売上に関する成果の指標となるコンバージョン率の向上にも大きく役立ちます。
Twitterマーケティングの世界では「3R」とも呼ばれる「品質スコア」が存在しています。この品質スコアの基準となる点が以下の通りです。
この品質スコアは、Twitter広告のオークション入札時の選考基準としても利用されますので、Twitter広告向けのクリエイティブを作成する際に是非念頭に置いておきたい項目です。
Twitterは企業と消費者の距離が近いコミュニケーションツールとして積極的に活用がされています。広告だけに頼るのではなく、通常のアカウント運営に関しても、定期的なツイート、リツイート、コメントへの返信等を行い、活気の溢れるアカウント運用が必要です。Twitterは情報の流れがとても早い為、定期的なツイートを行うことが、ユーザーの目に留まる為に重要となります。
いかがでしたか?ここまで読まれた方ならTwitter広告の仕組み、種類に関しての様々な疑問が解消できたはずです。
Twitter広告で一番大事になるポイントは実際に広告を出稿する前に、「キャンペーンでどのような目標を達成したいか」、「どのユーザーにターゲティングを行うか」のリサーチをしっかりと行うことです。
また、実際にTwitterで広告を設定する際には、「クリエイティブ」の内容が広告の効果に大きく影響します。一つのクリエイティブであまり成果が上がられなかった場合は、別種類のクリエイティブにチャレンジし、広告の成果を定期的に分析してみましょう。
Eコマースの世界では日々の改善がつきものです。皆さんのネットショップやブランドに最適なTwitter広告を見つけて、売上アップの施策を始めませんか?
Yohei Ishiguro
ヨーロッパの小さな国、ラトビアからEコマースの魅力をお伝えするコンテンツを日々作成。Webサイトのローカライズ、YouTubeの動画コンテンツへの出演、ウェビナーの開催などを通じて、海外のEC販売のトレンドをいち早くご紹介しています。
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