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ブログ / マーケティング基礎知識 / 【2022年版】メールマーケティングの方法・成功事例 | Printful
ネットショップを開業し、オリジナルデザインを作成、商品の準備が整ったら、売上を上げるためにマーケティングを行い、ご自身のネットショップを宣伝することが必要ですよね?ネットビジネスでのマーケティング方法としてInstagram(インスタグラム)やTikTok(ティックトック)なども昨今人気ですが、忘れてはいけないのが、メールマーケティングです。
メールマーケティングは数あるマーケティング手法の中でも最も効果的な事例の一つとしてよく取り上げられる方法です。ただ、メールマーケティングは多くの企業、ビジネスで利用されているとても競争の激しいマーケティング手法。データ統計によると、1日に送受信されているメールの合計数は2019年の統計で2936億通、2022年には3332億通まで増加するとの予測数値も発表されています。
このように日々大量のメールを受信する昨今では、メールマーケティングを行う際には、メルマガ購読者の興味を誘い、売上に繋がるような効果的なマーケティング方法を行うことがビジネス成功の上での必須事項です。ネットビジネスを行う際は、トレンドを取り入れたマーケティング事例の日々のリサーチとメールマーケティングの成功事例を実際に行い、消費者の心をがっちりと掴みましょう。
今回はメールマーケティングの成功事例、2022年のトレンドをご紹介し、簡単にメールマーケティングのプロになる方法をわかりやすくご紹介します。ネットビジネス運営者の方は必見の情報です。
メールに画像等のビジュアル要素を組み込むのは現在では特段新しいトレンドとは言えませんが、この手法に更にひねりを加え、対話式(インタラクティブ)の要素をメールに組み込むと、更にメールマーケティングのレベルを引き上げることが可能です。
対話式(インタラクティブ)のメールには通常ウェブサイト等で広く利用されるHTMLコードやCSS(スタイルシート)を使用した画像、アニメーション等が使用され、これらのページは「メール版のマイクロサイト」をも呼ばれています。対話式のメールではユーザーに異なる複数のページの閲覧や、メール内でタブを設置したり、「タップして閲覧」などのCTA(コール トゥ アクション)要素を組み込むことも可能です。
メールマーケティングでこの対話式(インタラクティブ)の要素を組み込む方法を下記にいくつかご紹介します。
Nike(ナイキ)のインタラクティブ(対話式)のメールマーケティングの成功事例として、「ホバーして閲覧」(hover to view)機能を利用した特定のアパレル商品の詳細表示機能が挙げられます。
TOMS(トムズ)のインタラクティブメールマーケティングの成功事例として、定番のデッキシューズに暗い場所で光る蛍光機能を備えた新作商品の実際のデモ画像が象徴的な事例です。このメール内にはスイッチが組み込まれ、メルマガ受信者が「ライトの電源をオフにする」と蛍光シューズが実際に光る様を表示するような仕掛けが用意されています。
販促メールの成功事例としてPrettyLittleThingでは、ユニコーンを利用した思わず笑ってしまうようなおもしろインタラクティブメールを展開し顧客の興味を引いています。
上記の一例からおわかりいただける通り、インタラクティブメールには様々なシーンに応じた多くの形式が存在します。メールマーケティングで対話式(インタラクティブ)に特化したコンテンツの作成に興味を持ったネットビジネス運営者の方は、他の競合他社がトレンドとして多用する前にこの成功事例をお試しすることをお勧めします。
ご自身のメールを対話式にする方法はいくつか存在、まずは自身でHTMLコードとCSS(スタイルシート)を駆使しメールを作成する方法。この方法はご想像の通りそれなりのエンジニア向けの専門知識が必要になりますが、Net Magazineなどガイド情報を掲載しているサイトも数多く存在しています。:
自身でのHTMLコードとCSS(スタイルシート)を駆使したサイト構築は躊躇してしまうなら、代理で面倒な専門的な作業を行ってくれるサービスを利用するのも一つの手段です。対話式のメール作成で人気のツールの一つがZembula。このソフトでは、スクラッチカードや、「剥がして内容を確認」などのインタラクティブの要素に特化したメールの作成が可能です。このソフトは導入コストも抑えめなのも魅力。Zembulaでは14日間無料体験のプログラムを提供しており、月額料金は$19.99となっています。無料体験で対話式のメールマーケティングを実際に試し、成功をした場合に更にコンテンツを増やすなどの実験を行うことも可能です。
「ビッグデータ」という単語をご存知ですか?ビッグデータとは、通常のデータ管理ではまかないきれないほどの巨大な多数のデータの集合体をさす単語で、インターネット・ネットビジネス等が更に盛んになり始めたここ数年で更に存在感を増している用語です。これまでの業界のトレンドといえば、大企業がビッグデータを活用したマーケティング・広告を行うという一面が大きく取り上げられていますが、昨今では中小企業等でも活用されるようになっているマーケティング戦略での大きなツールに変貌を遂げています。
テクノロジーが目醒ましく発展を遂げ、AI(人工知能)と機械の技術が発達した今日では、中小企業がビジネス運営で利用可能な、様々なデータベース(コンセンサス、消費者行動、異なる店舗の販売及び在庫データ)からデーター収集と分析を行い、統計や自身のビジネスに有効なマーケティング手法をお勧めした情報を提供してくれるサービスが数多く存在しています。
AI(人工知能)を利用したメールマーケティングのメリットを下記でご紹介します。:
カスタマイズされたメールマーケティングを更に正確に効率的に行う際にAI(人工知能)は大変有効です。人工知能で構築されたマーケティング向けのソフトウェア(例: Marsello)では購入履歴を分析し、ショップの顧客や消費者の好みに合わせてカスタマイズされたお勧め商品情報を配信することが可能。
このカスタマイズツールを利用したメールマーケティングの一例として、アメリカのアーカンソー州を拠点とするブティック、RK Collectionsの成功事例をご紹介。RK Collectionsでは「win back」キャンペーンと銘打って30日以上ショップを訪れていない消費者に購入祖訴求するキャンペーンを行っています。通常の「We miss you!」(戻ってきてください)の趣旨のメールとは一味違い、RK Collectionsでは魅力的なオファーと共におすすめ商品の情報もメール内に記載しています。
上記のメールの内容を確認いただくとお分かりの通り、このメールでは顧客の過去の購入履歴に合わせたおすすめ商品情報やその商品と似た商品が記載されたキャンペーンが展開されています。
ビジネスではタイミングはとても重要な要素。それはメールマーケティングでももちろん適用される事項で、誤ったタイミングでメールを送信しても、コンバージョン率の向上にはつながりません。
メールマーケティングを行う上で、このメールを送信する時間のスケジュールはとても難しいポイントです。というのも、「正しい」時間はビジネスの内容やターゲット層(ニッチ)によって大きく変動するのでマスターをするのは至難の技。このメール送信の時間を攻略するには、データの収集と活用が大きな鍵を握ります。開封率とクリック率、そしてメルマガ購読へのコンバージョン率などがメールマーケティングで主な欠かせないデータの要素です。これらの情報の収集は顧客のメールの使用動向や、購入動向を理解する際、またそのデータを活用したキャンペーンの展開で大変重宝します。
ただし、このメルマガ登録者の情報は誰しもがアクセスできる情報というわけではなく、分析をする時間を割くのが、難しいのが現状です。そんな際にAI(人工知能)が大きな役割を果たします。
メールマーケティング向けのツールでメール送信のタイミングを分析する機能を導入している件数は日に日に増加の一途を遂げています。いくつかのサービスではメルマガ購読者のメールに関する効果測定(例: メールの開封や購入が多い時間)や、自身のショップと似たターゲット層を持つショップのメールマーケティングのデータに応じおすすめのスケジュールを提案する機能を提供しています。
今後メールマーケティングでメールの送信時間に悩んだ際はAI(人工知能)の力を借りてみてはいかがでしょう?
これまでのこの記事を読まれた読者の方なら、ネットビジネスでのマーケティングには「パーソナライズ」とも呼ばれる、カスタマイズされたコンテンツやユニークなユーザー体験の提供が大変重要ということはお分りいただけたはずです。ただしこの「パーソナライズ」をやりすぎると結果的に宣伝上で逆効果になる場合も多数です。この度を超えた「パーソナライズ」はストーカーに近い不信感を消費者に与えてしまうということを覚えておきましょう。
2020年に入りこの消費者からの率直な意見を受け入れ改善を始めているブレンドも増えています。企業がデータ収集自体を取りやめたわけではありませんが、多くのブランドがこの「パーソナライズ」に関連したマーケティング手法の過度の使用を避け、消費者の目に見えない範囲の非侵入型(利用者に負担をかけない)の程度での使用にシフトを始めています。
こう言った業界のトレンドを考慮し、ただ単におすすめ商品を羅列するのではなく、小売業界の販売者はそのアイテムをおすすめする明確な理由を消費者に公開するようになりました。
このメールマーケティング手法の一例として、パーソナルケアと美容用品を扱うショップ、Sephoraの例をご紹介。このブランドではメルマガ受信者に向け、直近の購入履歴に応じ、いくつかのおすすめ商品を紹介している旨を消費者に事前にお知らせしています。メールの記載文面を翻訳すると、「直近の商品のご購入誠にありがとうございます。こちらが購入した商品情報を元に算出されたおすすめ商品です。」と記載がされています。
更に一例として取り上げたいマーケティングが上手い企業が世界的に有名なアパレルブランドのLevi’s(リーバイス)。最近閲覧した商品がセール商品になったことをお知らせするこちらのメールは控えめな「パーソナライズ」の成功事例です。
どちらのケースでも小売業者側が顧客に向け「パーソナライズ」された情報を使用していることを明確に記載しています。ユーザーに向けデータを使用している旨の記載は顧客への信頼感の獲得に大きく貢献します。
近年の研究では、2021年までにLINE等のモバイルメッセージングアプリの利用者数は24億8000万人以上までに登ると推測されています。こう言ったモバイル端末に特化したメッセージ機能のトレンドは2020年でも継続しており、更に成長が予測されます。
この情報を見ると、メールは衰退するからメールマーケティングに注力する必要はないのでは?とお考えの方もいらっしゃるのでは。ただその考えは残念ながら通用しません。統計によると世界中のメール利用者の数値は2018年の38億人から2022年には43億人にまで増加すると見込まれています。このような数値を考慮すると、顧客へのアプローチ、サービス展開にはメッセージ機能と、メールの両方のコミュニケーション手段を有効に活用することがビジネス成功で重要な要素となると言えます。このような事情から、2020年の現在では、メールマーケティングとチャットボットの両方を駆使したマーケティング方法が大変有効なマーケティング成功事例となっています。
今日ウェブサイトに訪問すると、下記の画像のようなチャット機能を目にすることが多いはずです。一例として今回ご紹介するDriftというプラットフォームではマーケティング戦略としてチャットボットがサイト訪問者と会話をし、メールアドレスの収集を従来のウェブ上のフォームに変わって行っていることがお分かりになるはずです。
その他のビジネス運営者でもメールとMessenger(メッセンジャー)アプリを両方活用し購読者とのコミュニケーションを行っています。
有名な作家のSarah Proutのウェブサイトを参考に一例をご紹介。彼女のウェブサイトで展開されているワークショップにウェブ上の申し込みフォームから登録をする際に、FacebookのMessenger(メッセンジャー)経由でメッセージを送信することを許可するかの画面が現れます。
このマーケティング手法は、複数のコミュニケーション手段でターゲット層と繋がることができ、結果的に最新情報の通達率の向上に繋がるメールマーケティングを更に発展させた成功事例です。
注意点としてこのメールとチャットの両方を活用した正しいマーケティング方法は、ターゲット層により大きく異なりますので顧客の好みのコミュニケーション手段や行動指標をしっかりと事前にリサーチすることが大変重要です。考慮すべきいくつかの点として、ターゲット層のうちどのくらいの数値の顧客がチャットをメールより好むか?(その逆も然り)、どのような内容のメッセージをどこに向けて送信したいか?を実際にマーケティング戦略計画する前に必ず明確にしておくことが、マーケティングで失敗をしないための大事なコツです。
登録時のステップメール(ウェルカムメール等)、パスワードのリセットメッセージ、その他の重要事項が記載された確認メールなどは総称してトランザクションメール(自動返信メール)と呼ばれることもあります。緊急性の高いこれらのメールは他のメールの平均と比較して高い開封率を誇り、Inner Trendsの統計ではこれらのトランザクションメールの開封率は40%から50%に及ぶとの結果が報告されています。
この多くの商機に溢れているトランザクションメールで正しいメールマーケティングの手法を行うことはビジネスの成功を握る大きな鍵となると言っても過言ではありません。ただ単に自動返信の退屈なメールと言って蔑ろにせず、美しいデザインや、素敵なメッセージを含めれば、高いエンゲージメント率の成果を得ることが出来るはずです。
ここからはこのトランザクションメールを活用したメールマーケティングの事例をご紹介します。:
メルマガ購読や会員登録完了時に送信されるウェルカムメールは、顧客へ向けマーケティングに関する質問を投げかる絶好のチャンスです。このUnbounceのように直接顧客に連絡をするという行動は、企業と顧客の距離感を縮めメルマガ購読者からビジネスに役立つような有効な情報を得るという有益な結果に繋がります。
Eコマースでネットビジネスをする際に、トラブルは残念ながらつきものです。配送の遅延や在庫切れなどでトラブルが発生した際は顧客への連絡が必須。
このようなトラブルに関するメールの送信は顧客がサービスに不満を持ち、クレーム対応等に繋がるビジネスを行う上で誰しもが頭を抱えるような瞬間。ただこう言ったトラブル発生時でも、正しい対応方法を行えばこう言った問題通知メールを利用して顧客の満足度を向上させることが可能です。
このメールマーケティングの事例としてご紹介したいのがアパレル商品のレンタルを行なっているLe Toteです。顧客がレンタル注文をした商品が在庫切れの場合、謝罪の文面に合わせ、次回の注文で利用可能な15ドルの購入用デポジットを一緒に送信しています。
配送・追跡情報の通知も実は顧客と繋がる絶好のチャンス。事例としてDollar Shave Clubが配送通知を顧客に送信する際は企業が提供する他のサービスの魅力的な情報をメール内に一緒に記載しています。
これらのメールマーケティング事例はネットビジネスを行なっている販売者の方なら今すぐ取り入れたいマーケティング方法。様々なビジネス成長の可能性を考慮し分析を行いましょう。顧客からのレビューを得たい?商品やサービスの宣伝プロモーションをメールに含めて効果がありそうか?等々、事務的になりがちな顧客へ送信するトランザクションメールを見直し、クリエイティブで魅力的なメールテンプレートを作成してみましょう。
メールマーケティングはオリジナルTシャツ等のアパレルネットショップはもちろん、ネットビジネスを行なっている販売者にとって最も中心的な存在のマーケティング手法です。ただし、実際に売り上げにつながるようなエンゲージメント率を得るには、メールマーケティングのトレンドを把握し、成功事例を積極的に取り入れることが重要です。
この記事でご紹介したようにメールマーケティングで実践可能なおすすめマーケティング手法は多数存在。まず基礎として顧客に向け透明性の高い情報を提供し、ストーカーにならないようなメールの作成を心がけましょう。次にAI(人工知能)や対話式(インタラクティブ)メールを利用し反応を実験的に確認。これらの方法がうまくいかない場合は、その他のメールマーケティングの成功事例から取り入れられそうな手法を試してみることをおすすめします。ことわざの「蒔かぬ種は生えぬ」の精神がマーケティングでは大変重要なポイントであり高いモチベーションが長期的に必要となることを頭に入れておきましょう。
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Yohei Ishiguro
ヨーロッパの小さな国、ラトビアからEコマースの魅力をお伝えするコンテンツを日々作成。Webサイトのローカライズ、YouTubeの動画コンテンツへの出演、ウェビナーの開催などを通じて、海外のEC販売のトレンドをいち早くご紹介しています。
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