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オリジナルTシャツを作成、販売するネットショップを開業したい?ネットショップ開業の準備が完了したら、待ちに待ったオリジナル商品の販売の出番。そんなネットショップでオリジナルTシャツ等のオリジナルプリント商品を販売するにあたり欠かせないポイントと言えば、プリントの際に必要となるデザインデータ(印刷データ)をきちんと作成すること。オリジナルデザインを最大限引き立たせるプリントデータはネットショップ運営に必要不可欠です。
きちんとしたフォーマットでデザインデータを作成しないとオリジナル商品の生産、印刷の過程でトラブルが発生し、注文自体が保留になってしまうことも。
今回は初めてのプリントTシャツ等のデザインデータ入稿、オリジナルプリントで失敗しないコツを、今回はPrintful のグラフィックデザインチームが伝授します。
オリジナルデザインの商品の品質は、入稿する印刷用のデザインデータの質に大きく左右されます。プリントデザインを最大限引きたたせ、注文保留などのトラブルを避ける為には、下記のグラフフィックに関する必要事項の基本をしっかり覚えておきましょう。:
Printfulでオリジナルプリントの商品ごとにデザインデータのガイドラインが若干異なりますので、入稿データガイドラインの項目に記載の情報をしっかりとご確認ください。
最後に、入稿をする画像はPrintfulのコンテンツに関する指針に沿ったものである必要があります。ヘイトスピーチや違法なもの、著作権を侵害している画像に関しては、入稿データの検閲担当者により削除される場合がありますのでご注意ください。
解像度はオリジナルデザインをプリントする際にとても重要なポイント。低解像度の入稿データを拡大したデザインをプリントした場合、デザイン全体の印刷がぼやけ、ドット絵のようになってしまいます。これではお客さんに販売出来ませんよね。
先ほどもご紹介の通り、オリジナルTシャツ等、ほとんどのオリジナルプリント向けのデザインデータを入稿する際は最低でも150DPIの解像度が必要となります。マグカップやスマホケースなどのサイズの小さい商品のデザインデータの場合は、デザインの詳細まで細かくプリントされるので150DPIよりも高い解像度のデザインデータの入稿が必要になります。これらの一部のプリント商品については300DPIの画像解像度をおすすめします。
実際に注文をしたいプリント商品に必要な解像度(DPI)が不明な場合は、実際に注文したい商品の詳細ページ内にある、入稿データガイドラインを確認しましょう。こちらの項目ではデザインデータ入稿に必要な情報が全て記載されています。
もしも、入稿をしたプリント向けのデザインデータが印刷に適したものでない場合、デザイン作成ツールに下記の画像のような注意書きが現れます。
このような場合は、デザインデータのサイズを大きくするか、DPI(画像解像度)を上げれば解決しそうに思えますが、実は根本の原因は入稿データ自体の画質が低いことが原因のことも多数。そういった場合は仮に300DPIの解像度のデザインデータを入稿しても、出来上がりのプリントデザインがしっかりしたものにならないこともあります。
デザインデータがしっかりとした品質で印刷できるほどの大きさ、画質かを確認したい場合は、デザイン作成ツールに画像をアップロードし、希望のサイズに拡大、縮小をした上でご確認ください。画像の拡大をする際は解像度が150DPI以下にならないように気をつけましょう。
透かし(半透明要素)を利用したデザインデータは一部の商品(全面プリント商品、マグカップ)には有効ですが、白の下地インクを利用しているインクジェットプリント(DTG)のプリント商品には向きません。白の下地インクを利用した印刷に透かし加工を取り入れると、斑点が散りばめられたような低画質のデザインがプリントされてしまいます。
ご自身のデザインに透かしの加工が利用されているかを確認したい場合は、デザインデータ(印刷データ)を作成するツール上で、白の背景をオフにした状態に変更してください。もしも背景の格子柄がデザインから透けて見える場合は透かし加工が利用されているデザインです。下記の画像がわかりやすい見本になるのでご確認ください。
ご覧の通り、背景なしの画像を見ると、デザインの大部分に透かし(半透明)加工が利用されていることがわかります。この問題を修正する為には、デザインで 「透かし」を利用している特定の色を選択し、完全に不透明になるまでトーンを変更します。この手順を踏むことで、オリジナルデザインはくっきりとしたものになり、プリントの際のトラブルを避けることができます。プリントデザインの半透明な要素についてはこちらから詳しく
デザインに元々組み込まれている場合を除き、背景の利用は避けましょう。この項目はアパレル製品にオリジナルプリントを施したい場合にとても重要です。
仮に黒の背景を利用したデザインを黒の生地にプリントしようとすると、印刷に利用されているインクの黒のトーンが実際の生地の黒よりも明るいので、デザインの周りに灰色の四角が縁取られたような出来上がりとなってしまいます。このような理由から、暗い色の生地にプリントを施す場合は、白の背景色の利用が必要となります。
作成したオリジナルデザインの背景を確認したい場合は、フォトショップ(Photoshop)でデザイングラフィックを開き、異なる色の背景を追加、その後にレイヤーを複数回複製し、デザインに残基がないかを確認します。ただ、この作業をしっかり行っても、PNG形式でデザインをしたファイルを保存しないと、デザイン作成ツールにデザインの印刷データを入稿した際に不要な背景色が表現されてしまいますので気をつけましょう。
基本的にアップロード可能な入稿データのファイル形式はPNGとJPEGですが、刺繍デザインの印刷データを入稿する際はEPS形式を選択してください。
理由としてはEPS(.eps)形式で入稿する画像ではプリンターが認識できない複数の隠れたレイヤーがよく含まれています。ファイルの出力が正しく出来ない場合、それらのデザインレイヤーが全て印刷されてしまうので、出来上がったデザインが思い描いていたものと違ってしまうというトラブルが発生する場合があります。
EPS形式でのデザインデータを入稿すると、Printfulが入稿データを刺繍向けのデザインデータに変換する際に、必要なレイヤーの選択が容易に可能です。ただ、EPS形式のデータ入稿に慣れていない方であれば、PNG形式でのデザインデータの入稿でも問題ありません。
刺繍デザインを作成する際にこちらの動画ガイドもご参考ください。
全ての製品はプリントをする際にそれぞれ異なる、質感でデザインが表現されます。その為、実際にプリントされたデザインがどのようになるか、選んだ特定の商品でデザインが綺麗に表現されるか等をデザインが決まった後にしっかりと確認する必要があります。例えば、柄物は全面プリントで綺麗に表現され、写真はポスターとの相性良し、活字(タイポグラフィ)デザインはインクジェットプリント(DTG)を利用する製品にぴったりです。
オリジナルTシャツ等のアパレル製品を販売するのであれば、元々の素材、素材のブレンドによってプリントの質感が若干異なることを知っておくと便利です。例えば、トレーナーはTシャツよりも生地が厚いのでプリントをする際に、インクが広がりやすく、色あせたような仕上がりになりやすいです。
プロのアドバイス: オリジナルプリント商品の品質を前もってしっかり確認したい場合、実際にネットショップに商品を追加する前にサンプル商品を注文することをおすすめします。
今回ご紹介したオリジナルプリント向けのデザインデータ作成で犯しやすいミスがないように心がけましょう。きちんと入稿ファイルが用意されていれば、顧客が注文してから発送までのプロセスがトラブルなく大幅に短縮されます。
覚えておくと便利な重要なポイントは、 入稿データガイドラインをチェックする。高品質の画像を利用する、入稿するデザインデータを適切なサイズに編集するという点です。これらをしっかり守れば、オリジナル商品で溢れたネットショップが大繁盛すること間違いなしです。オリジナルTシャツ作成についてはこちらから
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このブログ記事は、2019年4月に投稿され、以後随時更新されています。
著者:Yohei Ishiguro 読了時間:6分
著者:Giedre Kronberga 読了時間:7分
Marianna Zvaigzneさんが2020年8月25日に投稿
Marianna Zvaigzne
Marianna Zvaigzne is the Head of Brand Language at Printful. With the help of her team, she’s pinning down what it means to “sound like Printful” and keeps Printful copywriters on their toes with animated editing sessions and writing workshops.
Marianna Zvaigzne is the Head of Brand Language at Printful. With the help of her team, she’s pinning down what it means to “sound like Printful” and keeps Printful copywriters on their toes with animated editing sessions and writing workshops.
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読了時間:7分 2020年8月25日
著者:Yohei Ishiguro 読了時間:6分
著者:Giedre Kronberga 読了時間:7分
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