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はじめてガイド

オリジナルTシャツ作り方ガイド 自作方法から業者を活用した本格的な作成方法まで紹介

オリジナルTシャツ作り方ガイド 自作方法から業者を活用した本格的な作成方法まで紹介
Yohei Ishiguro

著者:Yohei Ishiguro

読了時間:8分

オリジナルTシャツとは?

オリジナルTシャツとは、自分でデザインして作成するTシャツのことです。

高校や大学の文化祭、体育祭などイベントでのクラスTシャツや、クラブ活動でのユニフォームをはじめ、レストランやカフェでのスタッフユニフォームなどが代表的ですよね。

弊社PrintfulでもオリジナルTシャツ作成サービスをご提供しており、世界中で多くのユーザーにユニークなTシャツ・ユニフォームを作成いただいています。

でもオリジナルTシャツっていくらするんだろう?自作した方が安い?と疑問を持つ方に向けて、オリジナルTシャツを自作するメリット・デメリットとともに、業者に作成を依頼する場合の手順を解説していきたいと思います。

オリジナルTシャツを自分で作るメリットとデメリット

まずはじめに、オリジナルTシャツを自作する場合のメリット・デメリットについてです。

メリット

  • 低価格
  • 楽しみながら作れる
  • 手作りならではの達成感が味わえる

今では100円や文房具メーカーで、初心者でも簡単に作成できるスタンプや、自宅プリンターで印刷するアイロンプリントシート(転写シート等)などを使って簡単に布にデザインできる商品が販売されています。友達同士や子供と作成すれば思い出作りにもなりますね。

デメリット

  • 失敗するリスクがある
  • 時間がかかる
  • 洗濯によりプリントが痛む

自作だとどうしても怖いのが、失敗するリスクではないでしょうか?

例えば、アイロンプリントシールではアイロンの温度に注意しないと一部分がきちんと転写されないなどの失敗があり得ます。企業が作成する場合の品質には及ばないため、その点は妥協しなければなりません。

オリジナルTシャツの用途

日本では学校のイベントなどでオリジナルTシャツを作る独特の文化がありますよね。ここでは実際にオリジナルTシャツを製作する用途を具体的にご紹介します。

クラス・学校行事

まず高校や大学の学園祭、体育祭、サークルなどイベントでお揃いで着たい、オリジナルのクラスTシャツ。今では幼稚園、小学校でも記念に製作するケースも増えているそう。

InstagramでもクラスTシャツはたくさん投稿されていて、以前よりもデザインのバリエーションが増え、ファッション性も向上しています。

スポーツチーム

学校行事だけでなく、クラブ活動でもオリジナルTシャツは必需品と言えます。

特にオーダーが多いのが、ダンス部やチアリーディング部。発表会などのイベントで目を引くデザインのオリジナルTシャツを作ることにより、一体感がより向上するというメリットが得られるでしょう。

会社

レストランなどの飲食店をはじめ、美容室や英会話教室、オフィスなどでもオリジナルTシャツは活躍します。お店や会社のロゴを入れれば従業員であることがすぐに分かり、宣伝効果も期待できます。

イベント

その他のイベントごとでもオリジナルTシャツは欠かせません。例えば、企業の展示会や見本市、音楽イベント、ヨガイベントなど、通年で開催するイベントでは年号を入れると記念やお土産になります。イベントで販売したオリジナルTシャツは、イベント後にも一般の方に普段着やスポーツウェアとして着用していただくことで、そのイベントの宣伝にも繋がるかもしれません。

ノベルティ

販促活動に役に立つのがノベルティ。ノベルティには数多くのグッズがありますが、その中でもオリジナルTシャツは一軍として揃えておきたいグッズです。

ノベルティとしてのオリジナルTシャツは、音楽アーティストなどをはじめ、選挙活動スタッフ、街頭販売などで営業活動の強い味方となるでしょう。

プレゼント

オリジナルTシャツは贈り物にもぴったり。恋人同士の記念日や、誕生日プレゼント、友達の結婚祝いや出産祝い、甥っ子姪っ子などキッズ向けにも喜ばれるでしょう。親子でおそろいTシャツもいいですね。その他にも、両親の還暦祝いや開店祝いなどオリジナルTシャツはあらゆる場面や年代の方へのプレゼントとしても最適です。

Tシャツの種類を決定

Tシャツの種類

一口にTシャツと言っても、生地の素材・形・色にはさまざまな種類と特徴があります。予算や用途に応じて、オリジナルTシャツを作成する際の参考にしてください。

素材

Tシャツの生地となる素材について、いまひとつ分からないという方もいるかと思います。Tシャツの素材は大きく分けて3つに分類されます。素材によって長所・短所があるので、TPOに合わせてどの生地を選ぶべきなのか、一つずつ見ていきましょう。

  • 綿(コットン)

オリジナルTシャツ製作でもっともメジャーなのが、綿です。

一番の長所はなんといっても、やわらかい着心地の良さ。肌触りがよく、敏感肌の人にも安心して着用していただけます。優れた耐久性や吸水性、保温性も大きな特徴。吸水性が高い半面、汗が乾きにくく、スポーツ用途には向いていません。

  • ポリエステル

化学繊維の代表格とも言えるポリエステル。綿と大きく異なる点は、ツルツルとした肌触り。高い速乾性で汗が乾きやすく、日光による変色もしにくいため、スポーツウェアやユニフォームに適しています。デメリットととしては、静電気が起きやすく特殊印刷技術を要するため、綿と比べてプリント代が高い点が挙げられます。

  • 混紡(ブレンド生地)

混紡はその名の通り、綿やポリエステルなどの素材を混合して作られる素材です。目的に合わせて混合割合を調整することで、各素材のメリット活かすことができます。Tシャツを選ぶ際の基準として、素材の割合にも注目してみてください。

オリジナルTシャツ製作においてもう一つ重要なのが、Tシャツ選びです。Tシャツといってもさまざまな形があり、同じデザインをプリントしてもイメージは大きく変わってきます。

例えば、PrintfulのTシャツは7つのブランドをご用意しています。なかでも人気商品は、ユニセックスベーシックソフトスタイル (Gildan 64000) とユニセックスプレミアムTシャツ (Bella + Canvas 3001) です。ともにアメリカで長く愛される高品質なブランドで、デザイン性も抜群。モダンで洗練された着こなしを実現します。

Tシャツの形を選んだら、次に色の選定です。

色には一目見るだけで人々の記憶に残り、印象を与えるという力があります。赤なら情熱・活力、青なら冷静・信用、黄色なら元気・活発といったように、完成イメージに沿った適切な色を選択すると、ブランディングとしても有効です。

クラスやスポーツチーム、企業などのテーマカラーに合ったTシャツの色とデザインのプリントカラーとの配色を検討し、どの色の組み合わせならデザインが引き立つかを考えましょう。

デザイン作成

Tシャツを選んだら、次はいよいよデザイン作成。デザイン作成は手書き、もしくはインターネット上でデザイン作成するかの2通りあります。デザインがうまくできるか心配…という方にも便利なツールがあるので、あわせてご紹介します。

手書きでのデザイン作成

手書きでのデザインは、コンピュータでは出せない温かみやユニークさが出せるというメリットがあります。クラスTシャツで似顔絵を描いたり、手書きのメッセージを加えたりすると一体感が生まれますね。デザイン入稿する際は、スマートフォンで撮影した写真でもプリントが可能です。

デジタルでのデザイン作成

すでにデザイン作成の経験がある方は、Photoshopなどを使ってオリジナルデザインを作成するのも良いでしょう。はじめての方でも、今ではインターネットでバラエティーに富んだフリー画像を入手できます。予算があれば、プロの方にイメージを伝えて外注する方法もあります。

 

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Printfulでは、はじめての方にも使いやすいデザイン作成ツールをご用意しています。また、モックアップ作成ツールを利用して、サンプル品を注文せずとも完成イメージのシミュレーションが可能です。

自宅でのプリント方法

自作する場合のプリント方法

オリジナルTシャツを自作する場合、代表的なプリント方法が2つあります。それぞれの工程での注意点も解説します。

アイロンプリント

自宅のプリンターで転写シートに印刷して、アイロンの熱で転写するアイロンプリントという方法があります。アイロンの圧力と熱でプリント部分を圧着させるという方法で、綿とポリエステルいずれにも対応しています。値段はメーカーにもよりますが、数枚の転写シートで数百円と、低コストで作成できます。

ステンシルプリント

ステンシルプリントとは、100円ショップなどで販売されているステンシルシートという型を使って、筆やスポンジで布などにプリントする方法です。シンプルな方法なので、子供でも楽しくプリント作業をすることができます。ステンシルシートやスポンジは100円ショップのほか、文具店やインターネットでも購入するできます。布用塗料も1,000円前後で手に入ります。

業者を活用したプリント方法

シルクスクリーンプリント

シルクスクリーンプリント

シルクスクリーンプリントは最も一般的なプリント方法の一つ。英語ではScreen Printingと呼ばれており、木枠にメッシュを張り、ヘラを使用してTシャツなどの印刷物にインクをこすり落とす製法です。現代ではシルク(絹)は使わずにナイロンやテトロンをメッシュとして使われています。大量にプリントするほど、一枚あたりの料金が安くなるというメリットがあるため、クラスTシャツやイベントで大量枚数をプリントする場合にぴったりです。

インクジェットプリント (DTG)

インクジェットプリント (DTG) はTシャツなどの生地にインクをスプレーのように直接吹きかけてプリントする方法です。メリットとしては、Tシャツ1枚からの小ロット注文でも必要数だけプリントが可能だという点があります。

昇華転写プリント

昇華転写プリントとは、特殊なインクを転写紙などにプリントし、高温の熱を加えてインクを気化させ、生地に転写させるというプリント方法。昇華転写プリントのメリットは、色落ちがほぼなく伸縮にも強いため、プリントデザインを長期間きれいに保つことができます。

注文(業者に依頼する場合)

オリジナルTシャツでは最小の注文数量が決められているのでは?と不安をお持ちの方も多いと思います。意外にも、今ではほとんどの業者で最低ロット1枚からオーダー可能で、個人でも気軽に注文ができるようになっています。

気になる納期に関しては、一般的に注文~配達までのおよそ7営業日を要します。また、多くの業者では受注生産のため、オーダー内容によってはTシャツの在庫切れなども予想されます。

オリジナルTシャツ自作のポイント

オリジナルTシャツは自由なデザイン作成が魅力である一方、ちょっとしたコツと注意が必要です。事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。

アイロンプリントの場合

注意点はアイロン選びで、アイロンの底が平らなものを選ぶのがポイント。家庭用アイロンではアイロンの底がカーブになっているものがあり、均等に熱を与えることができず、プリントが剥がれてしまう恐れがあります。

ステンシルプリントの場合

ステンシルプリントをする場合の注意点は、型を丁寧に切り取ることと、ステンシルシートをしっかりとTシャツに貼り付けること。これらの点に気をつけることで、インクの滲みを防ぐことができます。

オリジナルTシャツを自作する場合でも、業者に依頼する場合でも、写真や画像プリントをするときに共通して注意しなくてはならないのがデザインの画質と著作権です。

入稿データが低解像度だと、きれいにプリントすることができません。

特定のキャラクターや人物、建物などがデザインに含まれている場合、著作権法の観点からトラブルに発展しないように注意が必要です。個人利用であっても許可の取得なしに利用することはできません。詳細は著作権と商標権についての記事でご確認ください。

まとめ

自由なデザインを作成できるオリジナルTシャツ。記念になるからこそ、どうせならきれいに作成したいですよね。予算や納期、品質などをよく考慮して、低コストで自作するか、プロの力を借りて大量生産するかを決めていきましょう。

Printfulでは高品質なオリジナルTシャツを1枚からオーダーすることができます。公式Instagramでは実際の商品イメージやお客様の声を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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Yohei Ishiguroさんが2021年2月10日に投稿

Yohei Ishiguro

ヨーロッパの小さな国、ラトビアからEコマースの魅力をお伝えするコンテンツを日々作成。Webサイトのローカライズ、YouTubeの動画コンテンツへの出演、ウェビナーの開催などを通じて、海外のEC販売のトレンドをいち早くご紹介しています。

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著者:Yohei Ishiguro

読了時間:8分 2021年2月10日

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