目次
サイトの訪問者をショップの顧客に変えるためには、ショップの認知度を上げ、ブランドイメージを確率することが重要な鍵となります。
また、購買客は確かなクオリティと信頼を提供するブランドの商品に相応の価格を支払うことを厭わない、という事実もあることから、信頼できるブランドであることを認知させることはとても大切です。
ショップのブランドイメージを上げる方法はさまざまありますが、ネットショップで販売するオーナーにとってまず必要なのが、自身の商品やブランド名を目立たせることです。そこでとても役立つのが、Printfulのオリジナルブランドタグ追加機能です。
内側・外側タグって何?、自分のブランドにブランドタグが必要かどうかがわからないという方、ご心配なく。この記事では、ブランドタグの基本から、競合他社との差別化に役立つブランド向けカスタマイズサービス、Printfulのデザイン作成ツールで簡単にブランドタグを作成する方法を解説します。
ブランドタグとは?
ブランドタグ・ラベルにはいくつか種類がありますが、ここでは商品のブランド化を図るためによく使われるタグを見ていきましょう。
- 内側タグ:内側タグには、アパレル商品が法律に基づいて必要とされる情報(原産国、サイズ、生地、お手入れ方法)が表示されます。上着であれば後ろ襟の内側に印刷されています。
- 外側タグ:外側タグは後ろ襟の外側に印刷されます。主に、ブランドロゴ等を表示することが多いですが、他にもテキストやデザインを追加することも可能です。
- メーカータグ:メーカータグには、内側タグに含まれるすべての情報が記載され、通常、後ろ襟の内側に縫い付けられています。
- ティアアウェイタグ:ティアアウェイ(TearAway)タグは、簡単に取り外せるように縫い付けられたメーカーのタグです。
Printfulで印刷できるブランドタグ
上記でご紹介した通り、アパレルアイテムを販売する際、商品情報を内側タグに表示することが必要です。 これに加え、ブランド名を際立たせるために、ブランドロゴを外側ラベルに加えることも可能です。
オリジナル商 品を作成し販売できるPrintfulでも、ご自身のアイテムにオリジナルのタグを作成して追加することが可能です。オリジナル商品を作成し販売する際は、ぜひ内側・外側タグ追加機能をお試しください!
以下に、Printfulでブランドタグを作成する際に知っておくべき点をご紹介します。
オリジナル内側タグ印刷時の注意点

- 内側タグには、製品に関する必須情報を表示する必要があります。これらの情報は、内側タグを選択した際にPrintfulによって自動的に追加されます。
- すべての製品に内側タグを印刷できるわけではありません。製品一覧ページの、左側の「ブランド向けカスタマイズオプション」から、「内側タグ」・「外側タグ」・「TearAwayタグ」等でフィルターをかけると、タグを追加できる製品が表示されます。
- 内側タグのサイズはほとんどが7.62 × 7.62cm(3 × 3インチ)ですが、製品によっては5.08 × 5.08cm(2 × 2インチ)、または6.45 ×6.45cm(2.5 × 2.5インチ)となります。 ロゴのスペースは7.62 × 2.87cm(3 × 1.13インチ)です。
- Printfulでの内側タグのカスタム料金は、1着あたり286円となります。
出典: Printful
デザイン作成ツール内で内側タグを追加すると、このように表示されます。オリジナルのテキストやロゴを追加できるのは、最上段のみ(写真の[hello]の部分)となります。2段目以下には、衣服に関する必要な情報が自動的に記入されます。
オリジナル外側タグ印刷時の注意点
- 外側ラベルには、お好きなデザインを印刷できます。ブランドのロゴ、短いテキスト、その他のグラフィックなどがよく使われます。
- 外側タグは、ほとんどのTシャツ(レーサーバックを除く)、パーカー、スウェットシャツで使用できます。
- 全面プリントのアイテムの一部でも外側タグを追加することができます。
- 1製品に内側と外側の両方のタグを印刷することはできません。タグの印刷が透けて重なってしまうことがあるためです。また、バックプリントと外側タグを組み合わせることもできません。
- 外側タグのカスタマイズオプションがある製品を見つけるには製品一覧ページの、左側の「ブランド向けカスタマイズオプション」で「外側タグ」にチェックを入れてフィルターをかけてください。
- 外側タグのサイズは、ほとんどの製品で7.62 × 7.62cm(3 × 3インチ)です。
- Printfulでの外側タグのカスタム料金は、1着あたり286円となります。
衣服にブランドタグを印刷するメリット
タグに印刷する内容は自由に選べます。短いジョーク、猫のスケッチ、重要な日付でも問題はありません。しかし、タグを最も上手に活用するには、あなたのショップのブランドロゴを追加することがお勧めです。オンラインショップの運営が軌道に乗ったら、カスタムプリントが可能なタグの追加は、考慮する価値があるでしょう。
ブランドタグを追加することで、以下のようなメリットがあります。
- 商品のクオリティの高さをアピール。ブランドタグがプリントされていることで、その商品がプロの手によって細部までこだわって作られている、品質の高さを示すことができます。
- ブランドの知名度アップを促す。商品のラベルをカスタマイズすることで、ブランド確立に取り組んでいることが伝わり、競合他社との差別化を図ることができます。
- 商品のブランド名を常に明示。顧客は商品を手にした後は、どこで購入したかを忘れてしまう可能性が高いです。しかし、衣類の内側または外側にタグを印刷することで、そのアイテムを着用する度にブランド名を思い出すことができます。
- クリエイティブな要素を加えられる。ロゴだけでなく、顧客の目に止まるような楽しく魅力的なメッセージを追加することができます。
Printfulで衣服にブランドタグを印刷する方法
商品をネットショップに追加する際、または自身のアウントから手動で注文する際、商品へのタグの追加が可能です。今回は、ショップに商品を追加する方法をご紹介しますが、どちらのプロセスも非常によく似ているのでご心配なく。
まず、Printfulのアカウント管理に入ります。左側のメニューから「ショップ」を選んで商品を追加するショップを選択し、「商品を追加」をクリックします。
次に、オリジナル商品を作成する製品を選択します。商品にするすべてのバリエーションを選んで、デザインを追加します。
デザイン作成ツール内にモックアップ画像が表示されると、その上に内側または外側タグを追加するオプションが表示されます。追加するタグをクリックすると、カスタマイズできる場所が表示されます。
あとは、タグのスペースに入るロゴやデザインを追加するだけです。内側タグを追加する場合は、商品が加工される際、必須情報も自動的に追加されます。必須事項の記載以外は、外側のタグも同じです。
これで完了です。とても簡単にタグを追加することができますよね?

小さなタグがマーケティングの大きな差に
オンラインビジネスを成長させる中で、ブランドをさらに発展させるための新しい方策は常に必要となります。その中の1つが、ブランド認知の向上。ブランド認知向上のために、オリジナルのタグを加えることで、購入客に大きな印象を与えることができます。
これを簡単に実現できるのが、Printfulのブランドタグカスタム機能。ブランドロゴを入稿してデザインに追加するだけで、商品の付加価値はアップします。
小さな努力や手間には常に大きな差を生む可能性が秘められています。オリジナルのタグ追加もこの一つです。小さな投資のように思えるかもしれませんが、ショップのブランドの認知度の向上に必ず結びついてくるはずです。
迷う必要はありません。今すぐオリジナルタグを追加して、あなたのブランドを世界に広めましょう!
著者:Yukari Kato
メディア業界での経験を経て、ヨーロッパでMBAを取得。eコマース、デジタルマーケティング、Printfulのコツや活用法など、最新情報をお伝えてしていきます。