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Eコマースでネット通販ビジネスを始めるにあたり、ネットショップ開業で必要な4つの大事な準備ポイントが下記の通りです。
これらの4つの準備ポイントは、ネット通販ビジネスのみならず、小売業界ではどの一つも欠けてはならない必須項目で、ネットショップ開業時に必ず頭に入れておきたいポイントです。
オリジナル商品の作成や、ネットショップのデザイン・構築は自分のアイデアを形にできる楽しい瞬間ですが、ネットショップ開業時に一番多くの質問を、また作業が退屈で設定が面倒という声を多くいただく項目が今回ご紹介する「ネットショップの送料」の設定です。
「ネットショップの送料の決め方がピンとこない」、「ネット通販の送料の相場はどれくらい?」というご質問にお答えする為、今回のブログ記事では、そんな面倒なネットショップの送料の仕組み、賢い設定方法をわかりやすくご紹介します。
送料はネット通販のビジネスを行う上で残念ながら避けて通れない出費です。そんなネットショップ運営で厄介な存在の送料ですが、自身のネットショップの損失を避ける為には、商品ごとに正しい送料を計算し商品を購入した顧客に適切な相場の送料を請求する事がとても重要です。
それではネットショップなどの通販の送料は一体どのように設定されるのでしょうか。ネットショップの送料の決め方は下記の項目を元に算出する必要があります。
こういった通常配送業者はこういった様々な状況を考慮し、送料を決めている為、その送料を元にご自身のネットショップの送料を設定する事が最適な送料の設定方法です。
ネットショップの運営者の方がPrintfulを利用し商品を販売する際は、2種類の異なる送料についてまず頭に入れておきましょう。
実際にPrintfulが販売者に請求する送料は、販売者ご自身が実際にネットショップで設定し、顧客から徴収した送料の金額(Printfulの設定送料と同額、それより高額、または低額)に関わらず、常に商品に応じた同一の金額が販売者に請求されます。
この送料の代金請求の仕組みを一例を交えてさらに詳しくご紹介します:
例えば、売上の向上の為にネットショップの店頭で送料無料を顧客に提供したとし、Printfulのその商品の送料が$3.99(日本円に換算して¥435)である場合、そのPrintfulから販売者に請求する送料は商品の小売価格に送料込みの値段として上乗せをする、もしくは自腹で送料を負担する必要があるという仕組みです。
複雑に思えるPrintfulを利用したネットショップの送料の仕組みをこの次の項目でさらに詳しくご紹介します。
次の項目ではこれらの複雑に思えるPrintfulを利用したネットショップの送料の仕組み、設定方法をさらに詳しくご紹介します。
Printfulの送料は「通常配送」という配送方法を元にして主に算出・設定されています。この送料はいくつかの商品カテゴリーによってグループ分けがされており、その同一グループ内に含まれている商品の送料は同一の価格設定となっています。この仕組みをうまく利用すれば、注文で同じカテゴリー内の商品は「追加商品」という扱いで合計の送料が安くなります。
例えば、Tシャツ1枚の「通常配送」の金額が$3.99(日本円に換算して¥435)、同じ注文で追加で(2枚以上の)Tシャツを配送する場合は2枚目以降の追加料金として各$1.25(日本円換算¥140)が送料として発生します。
Express(エクスプレス)とOvernight(翌日配送)は次にご紹介する「変動制配送料金」をサポートするECサイトのみで対応しています。
変動制配送料金は実際に顧客が商品を購入した際のリアルタイムの配送業者の代金が自動的に送料として追加がされる仕組みです。この「変動制配送料金」をネットショップに設定する場合は顧客が配送スピードに合わせたお好みの配送方法を選択することも可能です。
Printful側で送料の設定を行う際には「アカウント管理」>「設定」>「ショップ」>「配送」から配送の設定が可能です。「通常配送(Standard)」、「エクスプレス(Express)」は全ての国・地域で提供可能な配送方法です。「翌日発送(Overnight)」はアメリカ国内発送の注文のみで受け付けています。
ネットショップで送料を設定する際は下記の項目にお気をつけください。
送料と配送の項目はオンラインで商品を購入する層が最も購入を諦める場所で、アメリカではこのような面白い統計も出ています。
この調査結果だけを読むと、消費者の多くが複数の配送方法と安い送料を望んでおり、通販販売者にとっては大きなプレッシャーに感じるかもしれません。そんなプレッシャーを少しでも軽減するような、これらの消費者の期待に利益を損なわずに応える賢いネットショップの送料の決め方がいくつか存在します。
送料をどうやって設定すればいいか困っている?こちらの今すぐ使える賢いネットショップの送料設定方法を比較しぜひお試しください。
商品の送料を一番簡単に設定する方法は、販売者宛に請求された送料(または製造代金)をそのまま顧客に請求する方法です。この送料設定がおすすめのネットショップの一例は下記の通りです。
予期せぬ高い送料は、買い物客が購入の過程でカゴ落ちをしてしまう大きな要因の一つです。この高い送料での買い物客の離脱を避けるには、もともと商品の販売価格に送料を組み込み、実際に送料の表示価格を安く表示することが対策としておすすめです。
一例として、例えばスマホケースをネットショップで2000円で販売するとしましょう。送料を計算し、このスマホケースの送料を400円に設定するとした場合、250円を商品価格に上乗せし、会計時の送料の表示を150円にすることが可能です。
この場合、実際に買い物客がショップに支払う金額は送料を全額請求する場合と同一ですが、送料の表示が安い為、購入を躊躇う理由が大きく軽減されます。
ネットショッピングでの送料無料の提供は、Eコマースの業界で最もおすすめされるマーケティング方法の一つです。ただし、こういったネット通販の送料無料にはからくりが存在します。こちらでご紹介する情報をご参考に送料無料の仕組みを理解し、送料無料をネットショップで賢く提供してみましょう。
ご自身のネットショップで販売している商品が、サイズが小さく、軽量で利益率の高い商品(例: ジュエリー)の場合は送料を商品価格に加えましょう。
もともと価格帯の高い商品を探している買い物客の場合、数百円の小売価格の上乗せは大きな懸念材料にはなりません。ただ、この小売価格の値上げで買い物客のカゴ落ちがご心配な方の場合は、高額商品に見合った付加価値を販売する商品に追加などの対策を事前に行うことをおすすめします。
購入額に応じての送料無料の提供はネットショップの平均購入額の向上に役立つ便利なマーケティング方法であることは様々な事例で紹介されています。ただし、この方法をネットショップに導入する際には実際の買い物客の注文の平均購入額の確認が重要です。この送料無料を有効にする最低注文総額の設定時には顧客が商品を追加したくなる安い金額でありながら、利益の確保が出来る高い金額であるという絶妙なバランスを確保する必要が発生します。
限定キャンペーンなどと銘打って下記の商品の顧客への訴求が送料無料の仕組みを利用して可能です
ネットショッピングで送料無料を今まで提供したことのない販売者の方の場合は特定の国(一例: 日本全国一律送料無料)、地域、都道府県に限定した送料無料キャンペーンを展開し、実際に売上がアップした場合に他の国・地域に拡大をするという試験的なマーケティング手法も利用可能です。
お得意様に日頃のご愛顧への感謝の気持ちを示す意味合いも込め、送料無料をリピーター限定でショップで提供してみませんか。顧客の購入頻度、平均購入額などの条件を加味し、特定の顧客に送料無料の割引クーポンをメールマガジンで提供することが可能です。顧客の選別の一例として過去90日間に5万円以上の購入をしている顧客や、過去60日間で注文を3回行っているなどがお得意様の線引きとしてよく利用されます。
その他の手法として、ポイントカードシステムで一定のポイントを貯めると注文が送料無料など、ポイントカード会員が一定の条件(例えば年間で5万円の購入をした場合等)を満たせば送料無料を利用出来るようなお得なシステムを導入することも一つの手段です。
顧客からのニーズに応える為には一つの配送方法の設定だけでは足りない場合もあります。その場合は異なる送料の設定を組み合わせて買い物客に提供する必要があります。こちらでは一例として、アメリカでアパレル、アクセサリー、生活雑貨を扱う小売業者、Anthropologie(アンソロポロジー)の一例をご紹介します。
Anthropologie(アンソロポロジー)は世界中への商品の発送に対応しており、拠点であるアメリカ国内と海外の買い物客がお好みの配送方法を選択できるようになっています。
ブランドのウェブサイト上では配送にかかる時間と送料に応じて3種類の配送料金を提供しています。例えばリピーターの顧客の場合は、Anthropologie(アンソロポロジー)のポイントサービスに登録が可能で、送料に関する特典が使用できます。店舗が存在する国、地域に限定されますが、商品をなるべく早く受け取りたい場合は、配送ではなく、店舗受け取りを選択する事も可能です。
送料の設定方法の決め方を決めるのにはどうしても時間がかかりますが、送料の設定を行えば、ご自身のネットショップ、ブランドで様々な顧客の送料と配送にかかかる期間のニーズに合致し、多くの買い物客を満足させる送料をネット通販で提供できるはずです。
ネット通販ビジネスを行うにあたり、送料は欠かすことのできない重要なポイントです。ネットショップの送料を設定する際は、細心の注意が必要です。販売する商品の種類、配送をするであろう国・地域を事前に決定しましょう。その後に顧客のニーズに合わせて上記の送料の決め方を参考にご自身のネットショップの送料を設定しましょう。
販売者と買い物客の両方が満足する正しい送料の設定には時間がかかるものです。例えば買い物客から送料に関する意見・フィードバックが合った際は、送料の設定をその都度見直す事をお勧めします。
ネットショップの送料の決め方、設定方法に関するご質問は下記のコメント欄までお気軽にご投稿を!
Giedre Kronberga
During her time as blog manager at Printful, Giedre learned the importance of content localization. Now she uses this knowledge as International Content Marketing Manager to overlook Printful’s communications in all languages but English.
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