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はじめてガイド

印刷データ 作成/入稿ガイド 【失敗しないコツ】

投稿者: 2019年 4月 9日 • この記事を読むのに必要な時間:5分

あなたのオンラインショップが出来上がったら、待ちに待った商品の販売の出番。でもちょっと待ってください。オンラインショップでオリジナルデザインの商品を販売するにあたり欠かせないポイントと言えば、完璧な印刷データを作成すること。あなたのオリジナルデザインを最大限引き立たせるデザインデータはECサイト運営に必要不可欠です。

きちんとしたフォーマットで印刷データを作成しないと商品の生産、プリントの過程でトラブルが発生し、注文が保留になってしまうことも。

初めての印刷、オリジナルプリントで失敗しないコツを、今回はPrintful のグラフィックデザインチームが伝授します。

印刷データの基本 –  画像データに関する必要事項

あなたのオリジナルデザインの商品の品質は、入稿する印刷ファイルの質に大きく左右されます。あなたのデザインを最大限引きたたせ、注文保留などのトラブルを避ける為には、こちらのグラフフィックに関する必要事項の基本をしっかり覚えておきましょう。:

  • 印刷範囲の最大値は選択する商品により異なります。例えばオリジナルTシャツの場合は30 x 40 cm、マグカップ(325 ml)の場合は、23 x 9 cmです。
  • おすすめの画像解像度: 印刷の品質を考慮すると印刷ファイルの解像度は最低でも150 DPI(dots per inch)は必要です。
  • 印刷データで利用可能なフォーマット(保存形式): PNG、EPS

商品ごとに画像データのルールが若干異なりますので、印刷データガイドライン(Print file guidelines)の項目に記載の情報をしっかりとご確認ください。

印刷データ-ガイドライン-printful

最後に、入稿をする画像はPrintfulのコンテンツに関する指針に沿ったものである必要があります。ヘイトスピーチや違法なもの、著作権を侵害している画像に関しては、印刷データの検閲担当者により削除される場合がありますのでご注意ください。

注文が保留になる4つの大きな原因とは?

1. 印刷データの画質が悪い

注文が保留になる理由で最も多いのが、デザインの品質が悪い、または画像のファイルが小さすぎて拡大が出来ないという事例です。

ファイルのサイズに関しては、印刷データを作成、入稿する際は、可能な限り大きめサイズの画像ファイルを選択しましょう。大きめの印刷データを入稿した場合は、簡単に縮小が可能ですが、サイズが小さいものを拡大するのは一苦労します。


もちろん解像度も忘れてはいけない重要ポイント。低解像度の印刷データを拡大したデザインをプリントした場合、デザイン全体の印刷がぼやけ、ドット絵のようになってしまいます。これではお客さんに販売出来ませんよね。

先ほどもご紹介の通り、ダイレクト印刷(DTG)、昇華プリントを利用したオリジナルプリントの商品を作成する際は、最低でも150DPIの解像度が必要となります。マグカップやスマホケースなどのサイズの小さい商品の印刷データの場合は、デザインの詳細まで細かくプリントされるので150DPIよりも高い解像度のファイルを入稿することをおすすめします。

  • 印刷データの解像度、品質を確認する為には?

もしも、入稿をしたファイルがプリントに適したものでない場合、デザイン作成ツール(mockup generator)に下記の画像のような注意書きが現れます。印刷データ-小さい-警告

このような場合は、ファイルのサイズを大きくするか、DPI(解像度)を上げれば解決しそうに思えますが、実は根本の原因は画像ファイル自体の画質が低いことが原因のことも多数。そういった場合は仮に300DPIの解像度の印刷データの入稿しても、出来上がりのプリントデザインがしっかりしたものにならないこともあります。

低画質-印刷データ

元々の画質が悪い画像(左)、画質が悪い画像を拡大したもの(右)

あなたの画像ファイルがしっかりとした品質で印刷できるほどの大きさ、画質かを確認したい場合は、デザイン作成ツール(mockup generator)に画像をアップロードし、希望のサイズに拡大、縮小をした上でご確認ください。画像の拡大をする際は解像度が150DPI以下にならないように気をつけましょう。

2. 適切でない透かしの加工を利用している

透かしを利用した印刷データは一部の商品(全面プリント商品、マグカップ)には有効ですが、白の下地インクを利用しているダイレクト印刷(DTG)のプリント商品には向きません。白の下地インクを利用した印刷に透かし加工を取り入れると、斑点が散りばめられたような低画質のデザインがプリントされてしまいます。

あなたのデザインに透かしの加工が利用されているかを確認したい場合は、印刷データを作成するツール上で、白の背景をオフにした状態に変更してください。もしも背景の格子柄が透けて見える場合は透かし加工が利用されているデザインです。下記の画像がわかりやすい見本になるのでご確認ください。

白背景-背景なし-比較

白の背景を利用したデザイン(左)、背景なしのデザイン(右)

ご覧の通り、背景なしの画像を見ると、デザインの大部分に透かし加工が利用されていることがわかります。この問題を修正する為には、デザインで ’透かし’ を利用している特定の色を選択し、完全に不透明になるまでトーンを変更します。この手順を踏むことで、あなたのオリジナルデザインはくっきりとしたものになり、印刷の際のトラブルを避けることができます。

3. 印刷データに単色の背景を利用している

デザインに元々組み込まれている場合を除き、背景の利用は避けましょう。この項目はアパレル製品にオリジナルプリントを施したい場合にとても重要です。理由として、あなたがプリントを施したい商品と、あなたのオリジナルデザインの背景が同じ色だった場合、実際にプリントをするとデザインが不均一になってしまいます。

例えば、あなたのデザインを白地のTシャツにプリントするとしましょう。あなたのデザインに白の背景が利用されている場合、プリントされる部分と、生地の元々の白のトーンがマッチせず、デザイン部分が浮き出ているような奇妙な仕上がりになってしまします(下記画像左)。

白tシャツ-白背景-プリント

同様に黒の背景を利用したデザインを黒の生地にプリントしようとすると、印刷に利用されているインクの黒のトーンが実際の生地の黒よりも明るいので、デザインの周りに灰色の四角が縁取られたような出来上がりとなってしまいます。このような理由から、暗い色の生地にプリントを施す場合は、白の背景色の利用が必要なのです。

あなたのデザインの背景を確認したい場合は、フォトショップ(Photoshop)でデザインファイルを開き、異なる背景色を追加、その後にレイヤーを複数回複製し、デザインに違和感がないかを確認します。

4. 表示ラベル(衣類内側、外側)の欠損、または間違った情報の記載

Tシャツにオリジナルの表示ラベルを利用する場合は法律によりいくつかの情報の記載が必須となっています。:

  • 衣類のサイズ
  • 衣類の生産国
  • 衣類の素材に関する情報

ご想像の通り製品ごとに記載をする内容は異なってきますので、印刷データの作成、入稿の前に表示ラベルの記載が製品にあった情報かを必ず確認しましょう。

こちらにTearAway(ティア・アウェイ)ラベルを利用したTシャツの表示ラベルの情報をまとめた情報もご紹介しています(現在英語版のみ)。

その際はもちろん印刷可能範囲についても頭に入れておきましょう。内側、外側どちらの表示ラベルもサイズは7.6 x 7.6 cm。利用可能な最小のフォントサイズは6pt(ポイント)です。

色物や暗い色の衣類のプリントを綺麗に仕上げる為には、白のみを利用したデザインを使用しましょう。白、または明るい色の衣類に関しては特に色は問いませんが、生地が薄い商品に暗い色のインクでプリントする場合は、生地の裏側までインクが染み込む場合もありますのでご注意を。

その他の印刷で失敗しないコツ

印刷データに複数のレイヤーを利用しない

アップロード可能なファイル形式はPNGとEPSですが、基本的にはPNGの形式を利用することをおすすめします。

理由としてはEPS(.eps)形式で入稿する画像ではプリンターが認識できない複数の隠れたレイヤーがよく含まれています。ファイルの出力が正しく出来ない場合、それらのデザインレイヤーが全て印刷されてしまうので、出来上がったデザインが思い描いていたものと違ってしまうというトラブルが発生します。

プロのアドバイス: 印刷データの作成、編集、入稿、フォーマット等に関する質問はPrintfilのデザインサービスへ問い合わせが可能です。

デザインを最大限引き立たせる最適な商品を選ぼう

全ての製品はプリントをする際にそれぞれ異なる、質感でデザインが表現されます。その為、実際にプリントされたデザインがどのようになるか、選んだ特定の商品でデザインが綺麗に表現されるか等をデザインが決まった後にしっかりと確認する必要があります。例えば、柄物は全面プリントで綺麗に表現され、写真はポスターとの相性良し、活字(タイポグラフィ)デザインはダイレクト印刷(DTG)を利用する製品にぴったりです。

アパレル製品を販売するのであれば、元々の素材、素材のブレンドによってプリントの質感が若干異なることを知っておくと便利です。例えば、トレーナーはTシャツよりも生地が厚いのでプリントをする際に、インクが広がりやすく、色あせたような仕上がりになりやすいです。

プロのアドバイス: プリント商品の品質を前もってしっかり確認したい場合、実際にオンラインストアに商品を追加する前にサンプル商品を注文することをおすすめします。

まとめ: 完璧な印刷ファイルを作成するには

今回ご紹介した印刷データ作成で犯しやすいミスがないように心がけましょう。きちんと印刷ファイルが用意されていれば、お客さんが注文してから発送までのプロセスがトラブルなく大幅に短縮されます。

覚えておいてもらいたい重要なポイントは、 “ガイドラインをチェックする。高品質の画像を利用する、印刷ファイルを適切なサイズに編集する。”  – これらをしっかり守れば、あなたのオリジナル商品で溢れたオンラインショップが大繁盛すること間違いなしです。

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