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デザインデータ 作成/入稿ガイド 【オリジナルプリントTシャツのデザインで失敗しないコツ】

投稿者: • この記事を読むのに必要な時間:6分

オリジナルTシャツを作成、販売するネットショップを開業したい?ネットショップ開業の準備が完了したら、待ちに待ったオリジナル商品の販売の出番。そんなネットショップでオリジナルTシャツ等のオリジナルプリント商品を販売するにあたり欠かせないポイントと言えば、プリントの際に必要となるデザインデータ(印刷データ)をきちんと作成すること。オリジナルデザインを最大限引き立たせるプリントデータはネットショップ運営に必要不可欠です。

きちんとしたフォーマットでデザインデータを作成しないとオリジナル商品の生産、印刷の過程でトラブルが発生し、注文自体が保留になってしまうことも。

今回は初めてのプリントTシャツ等のデザインデータ入稿、オリジナルプリントで失敗しないコツを、今回はPrintful のグラフィックデザインチームが伝授します。

デザインデータ入稿の基本 –  画像データに関する必要事項

オリジナルデザインの商品の品質は、入稿する印刷用のデザインデータの質に大きく左右されます。プリントデザインを最大限引きたたせ、注文保留などのトラブルを避ける為には、下記のグラフフィックに関する必要事項の基本をしっかり覚えておきましょう。:

  • 印刷範囲の最大値は選択する商品により異なります。例えばオリジナルTシャツの場合は30 x 40 cm、マグカップ(325 ml)の場合は、23 x 9 cmです。プリントの仕上がりを綺麗なものにしたいのであれば、各商品ページの下部、入稿データガイドラインに記載されているテンプレートを確認してください。このテンプレートを画像のサイズ、解像度を参考にすれば、簡単にガイドラインに沿ったプリント用データが入稿できます。
  • おすすめの画像解像度: 印刷の品質を考慮するとほとんどのプリント商品の場合、入稿データの解像度は最低でも150 DPI(dots per inch)が必要です。また、ごく一部の商品では画像解像度が300DPI必要な場合もありますので、プリント商品の注文・作成時には商品ページの入稿データガイドラインを必ず確認しましょう。
  • デザインデータで利用可能なフォーマット(保存形式): PNG、JPEG

Printfulでオリジナルプリントの商品ごとにデザインデータのガイドラインが若干異なりますので、入稿データガイドラインの項目に記載の情報をしっかりとご確認ください。

Printful入稿データガイドライン

最後に、入稿をする画像はPrintfulのコンテンツに関する指針に沿ったものである必要があります。ヘイトスピーチや違法なもの、著作権を侵害している画像に関しては、入稿データの検閲担当者により削除される場合がありますのでご注意ください。

プリントが出来ず注文が保留になる4つの原因とは?

1. デザインデータの画質が悪い

解像度はオリジナルデザインをプリントする際にとても重要なポイント。低解像度の入稿データを拡大したデザインをプリントした場合、デザイン全体の印刷がぼやけ、ドット絵のようになってしまいます。これではお客さんに販売出来ませんよね。

先ほどもご紹介の通り、オリジナルTシャツ等、ほとんどのオリジナルプリント向けのデザインデータを入稿する際は最低でも150DPIの解像度が必要となります。マグカップスマホケースなどのサイズの小さい商品のデザインデータの場合は、デザインの詳細まで細かくプリントされるので150DPIよりも高い解像度のデザインデータの入稿が必要になります。これらの一部のプリント商品については300DPIの画像解像度をおすすめします。

実際に注文をしたいプリント商品に必要な解像度(DPI)が不明な場合は、実際に注文したい商品の詳細ページ内にある、入稿データガイドラインを確認しましょう。こちらの項目ではデザインデータ入稿に必要な情報が全て記載されています。

デザインデータの解像度、品質を確認する為には?

もしも、入稿をしたプリント向けのデザインデータが印刷に適したものでない場合、デザイン作成ツールに下記の画像のような注意書きが現れます。

デザインデータ低解像度

このような場合は、デザインデータのサイズを大きくするか、DPI(画像解像度)を上げれば解決しそうに思えますが、実は根本の原因は入稿データ自体の画質が低いことが原因のことも多数。そういった場合は仮に300DPIの解像度のデザインデータを入稿しても、出来上がりのプリントデザインがしっかりしたものにならないこともあります。

低画質-印刷データ
元々の画質が悪い画像(左)、画質が悪い画像を拡大したもの(右)

デザインデータがしっかりとした品質で印刷できるほどの大きさ、画質かを確認したい場合は、デザイン作成ツールに画像をアップロードし、希望のサイズに拡大、縮小をした上でご確認ください。画像の拡大をする際は解像度が150DPI以下にならないように気をつけましょう。

2. 適切でない透かしの加工を利用している

透かし(半透明要素)を利用したデザインデータは一部の商品(全面プリント商品、マグカップ)には有効ですが、白の下地インクを利用しているインクジェットプリント(DTG)のプリント商品には向きません。白の下地インクを利用した印刷に透かし加工を取り入れると、斑点が散りばめられたような低画質のデザインがプリントされてしまいます。

ご自身のデザインに透かしの加工が利用されているかを確認したい場合は、デザインデータ(印刷データ)を作成するツール上で、白の背景をオフにした状態に変更してください。もしも背景の格子柄がデザインから透けて見える場合は透かし加工が利用されているデザインです。下記の画像がわかりやすい見本になるのでご確認ください。

白背景-背景なし-比較
白の背景を利用したデザイン(左)、背景なしのデザイン(右)

ご覧の通り、背景なしの画像を見ると、デザインの大部分に透かし(半透明)加工が利用されていることがわかります。この問題を修正する為には、デザインで 「透かし」を利用している特定の色を選択し、完全に不透明になるまでトーンを変更します。この手順を踏むことで、オリジナルデザインはくっきりとしたものになり、プリントの際のトラブルを避けることができます。

3. デザインデータに単色の背景を利用している

デザインに元々組み込まれている場合を除き、背景の利用は避けましょう。この項目はアパレル製品にオリジナルプリントを施したい場合にとても重要です

仮に黒の背景を利用したデザインを黒の生地にプリントしようとすると、印刷に利用されているインクの黒のトーンが実際の生地の黒よりも明るいので、デザインの周りに灰色の四角が縁取られたような出来上がりとなってしまいます。このような理由から、暗い色の生地にプリントを施す場合は、白の背景色の利用が必要となります。

作成したオリジナルデザインの背景を確認したい場合は、フォトショップ(Photoshop)でデザイングラフィックを開き、異なる色の背景を追加、その後にレイヤーを複数回複製し、デザインに残基がないかを確認します。ただ、この作業をしっかり行っても、PNG形式でデザインをしたファイルを保存しないと、デザイン作成ツールにデザインの印刷データを入稿した際に不要な背景色が表現されてしまいますので気をつけましょう。

4. 内側表示タグの欠損、または間違った情報の記載

プリントTシャツにオリジナルの表示タグを利用する場合は法律によりいくつかの情報の記載が必須となっています。:

  • 衣類のサイズ
  • 衣類の生産国
  • 衣類の素材に関する情報

ご想像の通りプリント施す製品ごとに記載をする内容は異なってきますので、デザインデータの作成、入稿の前に表示ラベルの記載が製品にあった情報かを必ず確認しましょう。

内側タグの必須ガイドラインについては、各商品ページの入稿データガイドラインをご参考ください。

その際はもちろん各オリジナルプリント商品の印刷可能範囲についても頭に入れておきましょう。内側、外側どちらの表示タグもサイズは7.6 x 7.6 cm。利用可能な最小のフォントサイズは6pt(ポイント)です。

色物や暗い色の衣類のプリントを綺麗に仕上げる為には、白のみを利用したデザインを使用しましょう。白、または明るい色の衣類に関しては特に色は問いませんが、生地が薄い商品に暗い色のインクでプリントする場合は、生地の裏側までインクが染み込む場合もありますのでご注意を。

その他のオリジナルプリント・印刷で失敗しないコツ

デザインデータに複数のレイヤーを利用しない

基本的にアップロード可能な入稿データのファイル形式はPNGとJPEGですが、刺繍デザインの印刷データを入稿する際はEPS形式を選択してください。

理由としてはEPS(.eps)形式で入稿する画像ではプリンターが認識できない複数の隠れたレイヤーがよく含まれています。ファイルの出力が正しく出来ない場合、それらのデザインレイヤーが全て印刷されてしまうので、出来上がったデザインが思い描いていたものと違ってしまうというトラブルが発生する場合があります。

EPS形式でのデザインデータを入稿すると、Printfulが入稿データを刺繍向けのデザインデータに変換する際に、必要なレイヤーの選択が容易に可能です。ただ、EPS形式のデータ入稿に慣れていない方であれば、PNG形式でのデザインデータの入稿でも問題ありません。

デザインを最大限引き立たせる最適なオリジナル商品を選ぼう

全ての製品はプリントをする際にそれぞれ異なる、質感でデザインが表現されます。その為、実際にプリントされたデザインがどのようになるか、選んだ特定の商品でデザインが綺麗に表現されるか等をデザインが決まった後にしっかりと確認する必要があります。例えば、柄物は全面プリントで綺麗に表現され、写真はポスターとの相性良し、活字(タイポグラフィ)デザインはインクジェットプリント(DTG)を利用する製品にぴったりです。

オリジナルTシャツ等のアパレル製品を販売するのであれば、元々の素材、素材のブレンドによってプリントの質感が若干異なることを知っておくと便利です。例えば、トレーナーはTシャツよりも生地が厚いのでプリントをする際に、インクが広がりやすく、色あせたような仕上がりになりやすいです。

プロのアドバイス: オリジナルプリント商品の品質を前もってしっかり確認したい場合、実際にネットショップに商品を追加する前にサンプル商品を注文することをおすすめします。

まとめ: オリジナルプリント向けのデザインデータを失敗せずに作成するには

今回ご紹介したオリジナルプリント向けのデザインデータ作成で犯しやすいミスがないように心がけましょう。きちんと入稿ファイルが用意されていれば、顧客が注文してから発送までのプロセスがトラブルなく大幅に短縮されます。

覚えておくと便利な重要なポイントは、 入稿データガイドラインをチェックする。高品質の画像を利用する、入稿するデザインデータを適切なサイズに編集するという点です。これらをしっかり守れば、オリジナル商品で溢れたネットショップが大繁盛すること間違いなしです。

Printfulのブログ記事をご精読いただきありがとうございます。ご質問等がございましたら下記のコメント欄、またはPrintfulの公式Instagramアカウントのメッセージ機能までお気軽にご連絡ください。

このブログ記事は、2019年4月に投稿され、以後都度更新されています。

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