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ブログ / マーケティング基礎知識 / バレンタインを成功させるキャンペーン・販促アイディア
2月の定番イベント、バレンタインデー。欧米を始めとする海外では、男女にかかわらず愛する人に花束やチョコレート、アクセサリーなどを贈る日ですが、日本では主に女性からチョコレートをプレゼントするのが定番ですよね。
最近では、女性から恋人や夫などの男性に贈るだけでなく、友人間で贈り合う「友チョコ」、男性から女性への「逆チョコ」、自分へのご褒美の「マイチョコ」、家族への「ファミチョコ」、さらにはお世話になった人への「世話チョコ」、職場の男性に贈る「シャコ(社交)チョコ」など、バレンタインデーのチョコレートの贈り方も多様化しています。
また、チョコレートやお菓子以外でも、衣類や雑貨など、贈られるギフトもさまざま。市場規模1000億円を超えるバレンタインデーは、依然として大きな販促イベントとして認知されています。
ネットショップを運営しているなら、1月の初売りと春の新生活応援イベントの中間にある2月バレンタインイベントは売り上げアップのチャンス。販促イベントを行わない手はありません。
しかも今年2025年2月14日は月曜にあたり、前日の週末に準備も行えることから、例年以上に盛り上がることも予想されています。
今回は、最近のトレンドやキャンペーンなど、バレンタインデーで売り上げを伸ばすマーケティングアイディアをご紹介。ショップでの販促プランに着手し始めましょう!
日本でバレンタインデーにプレゼントを行う習慣が始まったのは1935年、洋菓子メーカーのモロゾフが2月14日のバレンタインデーにチョコレートを贈ろうという広告を載せたことがきっかけでした。
その後、1958年にメリーチョコレートが都内のデパートで初めてバレンタインデーのキャンペーンを実施。しかし認知度がまだ低かった当時、3日間のキャンペーンで販売したのは、板チョコが3枚とカードが2枚だけだったそうです。
その翌年、同社はハート型のチョコレートに相手の名前を載せ、女性から男性に贈るギフトとして販売。当時、女性から男性に愛の告白をすることは珍しかったことから、「2月14日だけは女性が男性に愛を伝えられる日」という新鮮なコンセプトが人々に受けて、女性から男性にチョコレートを贈る文化が浸透していったといいます。
現在では、女性から愛の告白をするのは珍しいことでなくなり、さらにその後に流行った職場などでの義理チョコを煩わしいと感じる人が増えたこともあり、バレンタインデーへの認識にも変化が出ています。
バレンタインのプレゼントとして、現在も断然トップに君臨するのはチョコレート。ある調査では90%近くの人々がこの日にチョコレートをプレゼントすると答えています。
一方で、チョコレートやお菓子類以外では、キーホルダーやパスケースなどの小物や衣類などが贈られる傾向があるようです。
「バレンタインにプレゼントを渡す予定があるか」という調査で、最も多く「はい」と答えた世代は20代で、7割近くを占める結果が出ています。彼らはSNSなどで社会に発信することの多い世代で、影響力のある若い人々によって年々新たなトレンドが生み出されています。
また、贈る対象としては、20代では恋人やパートナー(79.6%)に次いで多いのが、同僚や取引先などの職場の関係者(35.2%)、両親(20.4%)、同性の友人(18.5%)。
一方、30代では、パートナー(85%)に次いで両親(33.3%)、子供(25%)、40代ではパートナー(73.5%)に次いで子供(45.6%)、両親(32.4%)となっています。
また、別の調査では、10代・20代はバレンタインを「同性・異性とのコミュニケーションの機会」と捉えている傾向が高く、30代・40代は主に「家族とのコミュニケーションを図る機会」と捉える傾向が高い、という結果が出ています。
このことから若い世代は主に恋人・友人へ、それ以上の方々は家族向けにプレゼントを購入する傾向があると言えます。
バレンタインの販促を行う場合はターゲットの年齢層を見極め、彼らのニーズにあったキャンペーンを行うことが大切と言えるでしょう。
それでは、バレンタイン商戦に乗り、成功させるマーケティングのアイディアを以下にご紹介していきます。楽しく、記憶に残るようなキャンペーンで、顧客をこのイベントに巻き込みましょう。
愛の告白をする日として根付いているバレンタインデーですが、解釈も贈り物の仕方も多様化しています。あえてロマンチックなムードを逆手に取ったキャンペーンで、購買客の関心を引くのも一つの手です。
例えばこんなキャンペーンはいかがでしょう?
ギャレンタインデーという新しいトレンドを紹介しつつ、女子会向けのグッズや、友情に関するメッセージ載せたアイテムなどのSNSでのキャンペーンを行ってみましょう。
ペット愛好者への需要を満たすために、犬用のハート型の噛むおもちゃや、バラの形のおやつなどはいかがですか?また、動物への愛を示すデザインを施した商品の販売もニーズがあるでしょう。
バレンタインギフトに特化した商品ラインアップを用意しましょう。競合他社も2月の売り上げアップに躍起になっている中、ショップの品揃えとマーケティング戦略をしっかり準備してライバルに差をつけましょう。
キャンペーン準備内容:
昼用・夜用の商品ラインを作成する。バレンタインのギフト作成に迷っているなら、T-シャツ、スウェットセットなどの昼用のグッズ、ジュエリー、ブランケットなど夜向けのグッズなど、カテゴリーに分けて展開してみましょう。
ew自分だけのオリジナル商品を1点から作成し、注文できるPrintfulなら、デザイナーでなくても1分以内で自作のグッズ作成が可能。今年はあなたがデザインしたオリジナルギフトを贈ってみませんか?
Printfulでもカスタマイズ機能サービスをご提供中です。ぜひチェックしてみてください。
もっとも開封率が高いのは、緊急性をアピールする件名です。配送時間を顧客に知らせ、できるだけ早くバレンタインの買い物を始めるように顧客に促しましょう。
メールだけでなく、他のチャネルでもブランドマーケティングを行うことが大切です。SNSでは、顧客やオーディエンスと楽しく交流する機会としてこのイベントを活用しましょう。
また、ユーザーが作成したコンテンツを使うことで、ショップへの訪問者や顧客にショップ作りに参加してもらうことができます。
投稿の際には、ショップ名のハッシュタグをつけてもらいましょう。アプリで勝者を選ぶか、他のフォロワーにお気に入りの写真を評価してもらうことも可能です。
多くの小売業者が、愛する人のためにバレンタインデープレゼントを探す人々をターゲットとしていますが、ブランド中には幅広いオーディエンスにアプローチし、「自分の時間」のための商品を展開しているケースもあります。
チョコレートのメーカー老舗のメリーチョコレートは、2021年に「JI-KO-CHUバレンタイン」というキャンペーンを行いました。誰かのために贈るものではなく、純粋に自分のために楽しむイベントとして商品を展開し、バレンタインの販促を行っています。
愛にまつわるバレンタインデーを、周囲への愛を示す日として社会に還元することも1つのアイディアです。これによりブランドの社会的責任やサステナビリティへの認識を示す機会を作ることができます。
遊び心のあるショップデザインを使用することで、このブランドにはユーモアのセンスのある本物の人間がいることを想起させ、顧客に常に心温まる思いを呼び起こします。
例えば、Googleの検索バーが記念日仕様になっている際、ほっこりする思いをした方も多いでしょう。
特にネットショップを運営する方々は、サイトやロゴから人間性を覗かせることで、購入客に信頼を与えることができるはずです。
愛の形は人それぞれ。バレンタインギフトを購入するすべての人がラブラブなものに夢中というわけではありません。もしあなたのブランドが、メインストリームから外れることを望む顧客を含む場合、ユーモアを交えて、アンチのコピーを作成する選択肢もあります。
例えば、レンタルサーバーを提供するpaperboy&coは、申し込みフォームで「非モテ」を申告すればレンタル料金が半額になるというキャンペーンを実施しました。
アンチバレンタインデーのギフトも重要なニッチ。愛に溢れるこのイベントに嫌気を示す人、バレンタインとは無縁の人々を無視するのではなく、彼らに共感し楽しんでもらう販促方法も考慮に入れてみましょう。
アンチを示すメッセージを含むTシャツは、時代を選ばない定番のアイテムとなる可能性があります。ただ、デザインに関しては、皮肉を込めつつも、意地悪にはならないよう気をつけましょう。
ご紹介した通り、現代のバレンタインデーに決まりや規則はありません。豪華なデート、友達との映画の夜、自分のための時間を祝うなど、自由に捉えることができます。
顧客のターゲット層がこの日についてどのように感じ、何を求め、どう行動しているかを分析し、購買客の好みに合うキャンペーンを計画することが大切です。
さあ、楽しく、ばかげた、甘い、または普通とは異なる販促計画に着手しましょう。キャンペーンの内容や結果を、ぜひコメント欄で教えてください!
著者:Ilze Folkmane 読了時間:11分
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著者:Yukari Kato 読了時間:13分
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Yukari Katoさんが2022年1月6日に投稿
Yukari Kato
メディア業界での経験を経て、ヨーロッパでMBAを取得。eコマース、デジタルマーケティング、Printfulのコツや活用法など、最新情報をお伝えてしていきます。
メディア業界での経験を経て、ヨーロッパでMBAを取得。eコマース、デジタルマーケティング、Printfulのコツや活用法など、最新情報をお伝えてしていきます。
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著者:Yukari Kato
読了時間:9分 2022年1月6日
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