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ブログ / マーケティング基礎知識 / ネットショップ運営・売れるためのノウハウ | Printfulブログ
ネットショップを作るために、頭の中で色々なアイディアを出して、思いをめぐらせる作業は楽しいものです。
しかし、いざ始めてみるとやるべきことはたくさんあり、リサーチにも時間がかかります。
このページではネットショップ初心者のために、成功のノウハウについてご紹介していきます。
ネットショップには様々な種類がありますが、成功するショップには成功する理由があります。具体的な共通点をいくつか見ていきましょう。
まず最初に、売れないネットショップの要因について見ていきましょう。
ネットショップを始めたけど、売上が伸びない場合、いくつか共通した理由が考えられます。以下の点に該当しないかチェックしてみましょう。
商品をできるだけ安く購入したいというのは、消費者であれば誰もが望んでいることです。
同じカテゴリーの商品を扱っている競合ショップの価格と比較して、価格調整を検討してみましょう。
商品が実店舗で購入できる場合は、その値段を調べてみることをオススメします。人がネット上で買い物をする理由は、実店舗より安い価格だという声が多く聞かれます。
需要には季節的な需要、行事などの需要、そして世間の流行(テレビで紹介される等)など、様々な需要があります。
自分が好きなジャンルの商品を元にショップを運営していくのもモチベーションが上がって良いですが、世間の需要についても注目してみましょう。
例えば、季節に関しては、冬になればコートなどの厚手の服が、夏であればTシャツなど薄着の需要が高くなるのは当然です。
Google Trendsは、用語を入力すると、その語の検索頻度を表示してくれる便利なツールです。
例えば、上のスクリーンショットの例では、「コート」と入力し、期間を(Past 5 years – 過去5年)に設定しました。
期間は、過去1時間、4時間、7日、30日、90日、12か月など、色々な設定ができます。
上のグラフを見ると変化は定期的です。この例はGoogle Trendsを使わないでも常識で分かりますが、世間の流行や社会的な出来事により起こる流行もあります。
新型コロナウイルスの発生で「テレワーク」が話題になりましたが、一時的にアップして、その後下がっています。ただし、コロナ発生以前よりは確実に上がっていますので、テレワーク関連商品の需要は今後も続いていくでしょう。
Google Trendsは、このようにGoogleで検索されている用語のデータを掘り起こすことができますので、リサーチに便利なツールです。
人は誰でも他人の行動を見て、物事を判断します。街中を歩いていて、レストランの前で長い行列ができていたら、自分も行きたくなるのは人間として当然な心理です。
同様に、ネットショップの商品に関する高評価レビューが多ければ、その商品に対する印象も当然ポジティブになるでしょう。
ネットショップ 開業直後は、誰しもが、知名度も信頼度もゼロの状況からスタートすることになります。
まずは基本として、以下のポイントをチェックしてみましょう。
新しいネットショップの信頼度を上げるには、「商品レビュー」を書いてもらうことも重要です。ショップの知名度が上がれば、お客さんに自主的にレビューを書いてもらうことは難しくないでしょう。しかし、開業したばかりの時点では、工夫が必要になります。
対策としては、送料無料やクーポンを提供したりすると、お客さんがレビューを書くモチベーションも上がり、それだけレビューを書いてもらえる確率も高くなります。
商品購入後、お客さんへのお礼メールの中で、レビュー投稿をお願いしてみましょう。その際に、レビュー投稿のお礼にディスカウント、クーポンなどを配布できるという趣旨を伝えましょう。
星の数ほど存在するネットショップの中で、ショップの訪問者があなたのお店で何かを買う理由は何でしょうか?
他のお店と似たような商品を、同じぐらいの値段で扱っているだけでは、競合ショップとの差別化が図れません。
世代、性別、カテゴリなど、特定のセグメントにターゲットを絞ってネットショップを展開するというのは一般的な戦略方法です。
例
このようにオリジナルのコンセプトを打ち出してショップを展開することで、自分だけのブランドを確立しやすくなります。
あなたのショップでは、良質なユーザーエクスペリエンスを提供できていますか?
商品をショッピングカートに入れてから決済までのプロセスはスムーズですか?
購入に直接関わることだけでなく、サイト上でのユーザーエクスペリエンス(操作のしやすさ)も重要です。
以下のような点をチェックしてみましょう。
ユーザーがサイト上で操作に苦労していたら、諦めて他のネットショップを利用されてしまいます。
ストレスなくシンプルに操作できるネットショップを構築することが重要です。
このセクションでは、解決策として「売上アップのポイント」に注目てしてみましょう。
価格はユーザーが商品購入を決める際の重要な要素の一つです。基本的には安く設定した方が売れやすいですが、仕入れ価格や送料、その他の費用を含めた「原価」より安く売ると赤字になってしまいます。
商品価格の決定にはいくつかのポイントがあります。
商品価格の決定については販売価格の決め方ガイドのページをご確認ください。
仕入れはネットショップを運営していく中で最も重要な要素の一つです。
仕入れについては、個人や中小企業でも実践できるネットショップ 仕入れ方法のページで解説してありますので、まだ試していないルートの仕入れがあれば検討してみましょう。
Amazonで買い物をしたことがある人ならすでにご存知だと思いますが、ある商品について調べていると、必ず関連商品が自然に目に入ってきたり、おすすめされます。
知らず知らずのうちに、それらの商品もチェックしていた経験のある方も多いのではないでしょうか。
例えば、新しいスマホを購入するユーザーにスマホ用のケースやフィルムを見せることができれば、そのユーザーは購入を検討してくれるでしょう。
プリンターを買うなら必ずインクが必要です。このように関連商品も一緒に販売していると、合わせて買えるのでユーザーにとっては便利です。
あるタイプの洋服を売っていたら、似たような商品もおすすめするというのもネットショップ運営にはとても効果的な手法です。
SEOはSearch Engine Optimizationの略で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自分のサイトが見つかりやすくなるようにウェブサイトをデザインしたり、コンテンツを作成したりすることを意味します。
まず基本として、商品ページではその商品について詳しく説明しましょう。
検索エンジンで商品を探している人は商品名や関連ワードをキーワードとして検索しますが、その際に上位表示される確率が上がります。
商品のモデル、バージョン、色などに種類がある場合は、必ずそのモデルの情報をすべて記載しましょう。
例えば、AppleのiPhoneやiPadにはいくつものモデルがあります。同様に、Nikeのスニーカーにもたくさんの種類があります。
「iPhone」とだけ記載するよりもモデルや色を併記した方が、特定のモデルを探している人のGoogle検索で拾われやすくなります。特に下記の点に注意して商品説明を充実させましょう。
SEOにおける重要な指標の一つに、「ユーザーがサイトに滞在した時間」があります。
ユーザーが長く滞在してくれるネットショップを構築するとSEO面で優遇され、検索エンジンからのトラフィック増加が期待できます。
有益な情報を掲載するとより多くのユーザーに読んでもらうことができ、それに伴ってサイト滞在時間が長くなります。
ユーザーの利便性を追求することが、結果的にSEO対策になると言えるでしょう。
ネットショップのコンテンツで検索エンジン上位表示を狙うSEO対策は、効果が出るまでに最低でも数ヶ月の期間が必要です。
その反面、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどのSNS広告を利用すると、すぐにユーザーの目の届く場所に広告を表示できます。
また、SNS広告の特徴として、適切なターゲット層に向けて配信することで効果的なブランド認知や販売促進が可能となります。
それでは、日本で人気の4大SNSの広告の特徴について見ていきましょう。
国内アクティブユーザー数2600万のFacebookは、実名での登録が必須になっていることから、性別、年齢、居住地などのデータをもとに、対象のターゲット層に届く広告を出すことが可能です。
ユーザー数が最も多い年代層は40~50代です。Facebook広告では、以下のようなカテゴリーを対象にして広告を出すことができます。
詳細はFACEBOOK for Businessのページをご覧ください。
日本でのアクティブアカウント数が4500万人で、LINEの次にユーザー数が多いのがTwitterです。Twitter広告を掲載できる場所は3か所あります。
Twitterは、20代、30代のユーザーが総ユーザー数の半数(約58%)を占めています。この年代にアピールしたい場合は、効果も期待できるでしょう。
詳細はTwitter公式サイト、またはこちらのTwitter広告の仕組みガイドをご覧下さい。
Instagramでは画像、ショートビデオを投稿できますので、ファッション、アパレルなどの商品を扱うショップとは相性が抜群です。
国内月間アクティブユーザー数3300万人。以前ほど男女比率の違いもなくなりましたが、今でも女性ユーザーの方が多いSNSです。
*データはSocial Media Lab by Galaxを参考
Instagram広告には下記の種類があります。
詳細はInstagram公式サイトをご覧下さい。
LINEは4大SNSの中では、国内で利用者が最も多いSNSです(2022年現在、9000万人以上)。
日本の人口(令和4年時点で1億2484万人)の70%以上が使用していることになりますので、多くのユーザーにアピールしたい場合に効果的なSNS広告です。
LINE広告は下記の箇所に表示できます。
詳細は公式サイトLINE for Businessをご覧下さい。
ウェブデザインにおける「ユーザビリティ」とは、ウェブサイトの使いやすさを意味します。
例えばネットショップの場合、
トップページ > カテゴリー > 商品ページ
トップページ > カテゴリー > サブカテゴリー > 商品ページ
といったように、いくつもの階層ができるケースが多くなります。ユーザーが深い階層にいる時に、簡単にトップページに戻るようにデザインされていますか?
商品ページにいるユーザーが何か質問をしたい場合、簡単に「よくある質問」ページやお問い合わせページを見つけられますか?
ユーザビリティが高いネットショップ では、ユーザーは何も考えずに直感的に操作ができるので、スムーズに買い物を楽しむことができます。
あなたのネットショップ は情報がしっかり整理されていますか?これからネットショップを始める方は、ユーザビリティの高いサイトを目指しましょう。
この記事では「ネットショップ運営・売れるためのノウハウ」について解説しました。
Printfulのブログでは、この他にもネットショップ開業・運営に関しての様々なトピックをご紹介しています。
「ネットショップ開業には何が必要?」と考えている方、「すでにネットショップを始めたけどコツが分からない」という方も当サイトのブログをぜひ参考にして下さい。
Yohei Ishiguro
ヨーロッパの小さな国、ラトビアからEコマースの魅力をお伝えするコンテンツを日々作成。Webサイトのローカライズ、YouTubeの動画コンテンツへの出演、ウェビナーの開催などを通じて、海外のEC販売のトレンドをいち早くご紹介しています。
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